所長のカウンセリングアドバイス:叱られると、帰りたい。
大学卒業者の3年以内の離職率が32%を超えるそうです。
それも1年以内が13%も居るそうです。
何故?
でも私も、高校卒業して3年目で辞めましたね。
父親が死に遺言もあり、
家を手伝わないという大義名分がありましたが、
直接は、上司との衝突でした。
今思えば、若気の至りでしたね。
仕事の上で当たり前の事が、
当たり前で無くなってしまい、
初めて衝突して、辞めてしまいました。
3年で辞めてしまうと、会社としては大損です。
会社の経費を掛けて一人前に育てて、
やっとこさ、使えるようになってきたかなぁ、って時に
辞めてしまうのですからね。
車の免許まで取らして貰ったのにですよ。
会社や上司、先輩に迷惑だけを掛けただけです。
今思えば、恥ずかしい思いです。
でも今の新卒者はちょっと事情が違うようです。
上司から叱られたから辞めてしまう人が出てくるようです。
「叱られると、帰りたくなる」そうです。
直ぐに、この関係性を断ち切りたいようです。
立ち切れば、叱られる事が無くなる。
という思考になっているようです。
分からないでもありませんが、
ミスをして叱られる都度、
会社を辞める、人間関係を切る事をして居たら
何処にも居場所が無くなってきます。
「叱られると、帰りたくなる」は
「失敗をすると親から怒られる、怖いそんな思いをしたくないから、
その場を逃げたい。逃げれば楽になる」と言う事になります。
今の若い人たちの、人間関係です。
人はミスをして失敗をして、そこから学ぶものがあります。
失敗経験を活かし、成功体験にもっていく事により
「やれば出来る」と言う、自信が湧いて来ます。
チャレンジを続ける事が出来ます。
でも今は、「失敗経験」をさせない、風土です。
幼い時から失敗を恐れます。怒られるからです。
怒られない為に、失敗をしないようにする。
その為には、チャレンジをしない。
これでは「産みの苦しみ=苦の耐性」が付きません。
チャレンジをしていると、後もうチョットという処が一番苦しいです。
そこを乗り越えてこそ、自信になります。
「やれば出来る」という自信が。
それには、親からの「評価」が要ります。
「承認欲求」「賞賛欲求」により、子供は自信をつけます。
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