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所長のカウンセリングアドバイス:オヤカク

「オヤカク」とはなんぞいや?

企業が就職活動中の学生に「内定」を出し、

それを親御さんに「了解」をとる事らしいです。

思わず「?」です。

折角、子供が就職活動の結果「内定」と勝ち取ったのに、

内定先が親御さんのお眼鏡に叶わなかったら、

親御さんが内定を断るそうです。

子供が、血のにじむ様な思いで勝ち取った「内定」です。

大手一流企業ならば、もろ手を挙げて喜ぶのでしょうが、

二流、三流、まして名も知らぬ中小企業等でしたら

親御さんの意に添わないでしょうね。

成人前の子供ならば、親の意志も必要かも知れませんが

成人後の子供の決定を、親が覆していいのでしょうか?

又、それに従う子供も、如何なものか?

内定を出した企業側も、そこまで気を使わないと来て貰えない事情は?

大手ならば考えられない事でも、

小さい処では内定を断れるという事は企業戦略まで影響されます。

たまったものではありません。

 

就職活動時の親への会社説明

就職試験時の、親の付き添い

子供の結婚の為に「親同士の見合い」

これは、子供が結婚相手を見つけられないので、

業を煮やした親同士が先に見合いをするようです。

「私達にはこんな子供が居るのですよ。如何ですか?」と、

親同士が見合いして、確認合意をしてから、子供同士の見合いをさせるそうです。

何処まで、親が関わるのでしょうかね?

子供は、親の作品なのでしょうか?

それとも、おもちゃ?

子供がなかなか自律できないからって、ここ迄手を出せば

子供は、もっと自律が出来なくなります。

社会で、一人前の仕事をバリバリしていても、

はたして、これで良いのでしょうかね?

 

此れも少子化の問題なのでしょうか?

此れも政治の問題ですか?

いやいや、違うでしょ!

 

木から伸びる新芽

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