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所長のカウンセリングアドバイス:無境界

今、ケン・ウィルバーの「無境界」という本を読んでいます。

ケン・ウィルバーは、「トランスパーソナル」を理論づける事が出来る、

天才とまで言われています。

彼の著書は、ひと言「難しい」です。

吉福伸逸さんの訳だからこそ理解が出来る。との事ですが、

私みたいな凡人には難読で読み続けること事態が、

「修業」それも難業の域です!

所々で「うん、うん」と納得させられます。

 

「無境界」

元々、自然界には存在しないもの。

存在させたのは「人」です。

物事を区別する為に。

有機物と無機物

動物と植物

大地と海

人間と他の生物。

男と女

欧米人とアジア人

貴方と私

境界をつける事により

「私」という存在感を確認しています。

私とあなたは、違う存在。同じでない。

私と同じ人(考え)は善で、違う人(考え)の貴方は悪。

この考えが大きくなると「戦争」になります。

おかしいですね!

元々、無境界なのに。

 

「シッタカブッタ」のコミックにも描かれています。

一匹のブタが居ます。

二匹目のブタが居ます。

同じブタです。どこも変わりません。

でも、二匹のブタの間に「境界線」を入れれば

右のブタと

左のブタ、になります。

違う存在になります。

グループも同じです。

「境界線」を入れれば、

右のグループと左のグループ。

同じひと、ブタでも違う存在になります。

右のグループに居るものが仲間

左のグループは、違う存在。

意見が違えば「敵」です。

敵は倒せば良いのです。

正義です!

元々、同じ人、ブタなのに。

奇妙な話です。

 

でも、この境界が無ければ「わたし」は存在できないのです。

私の「こころ」があり、それを包む「ボディ」が在って、「わたし」が存在します。

そして「あなたも」。

この境界が在るからこそ「わたし」があります。

もし、なければ「わたし」と「あなた」の区別が付きません。

有れば「個」を意識できます。

人間界には、必要な事でもあります。

動植物や自然界には境界がありません。

右の犬と、左の犬という、意識はありません。

右の、コスモスと左のコスモス。

みんな、犬です。コスモスなのです。

故に、争いごとはありません。境界が無い区別が無いからです。

比べないからです。

人間は、他の人と比べます。

存在を確認する為に。

それ故に、「悩み」が生じてきます。

「無境界」興味ある内容です。

トランスパーソナルに繋がる、内容でもあります。

 

という様な事を、理論立てて難しく述べている著書です。

でもこれは、初めの方の内容です。

奥に進めば、ついていけるかどうか?不安です。

完読するには、どれ位時間が掛かるでしょうかね!

私の理解度では!大変です。

「難業」です。

 

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