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所長のカウンセリングアドバイス:深まりの悩み

カウンセリングを行っていたり、

講義をしていると、この

「深まりの悩み」に苦しめられます。

より良いカウンセリングを行うために

より良い講義を行うために、

色々と体験や勉強をします。

処がこれが、「落とし穴」になる事があります。

カウンセラーや講師のレベルが上がれば、

より深い内容、深い心の洞察を行えるようになり

深い受け止めが出来るようになります。

でも、相手はまだそこまでのレベルに達していませんから、

「?」の状態になります。

思わずこちらは

「何故分からないの?」

「何故気付けないの?」

と、時には苛立ちを覚えたりします。

クライエントがそこに気付いてこそ

理解が出来たです。

カウンセラーは、クライエントが理解できるように

気付かすことが大切です。

講義も一緒です。

「分かるだろう。わからない。」が

起きています。

此方は学び、経験をして、より深い理解をしています。

上辺だけでは、分からない深い理解をして来ています。

でも受講する方は初めて聞く内容です。

分からなくて当然です。

講師もカウンセラーも経験を積めば積むほど、

起きやすい「落とし穴」でもあり、

通過儀礼でもあります。

そんな時に、一度

クライエントや受講生の立場に立ち戻り

聴き、受け止める態度が必要です。

 

この事は、日常生活の対人関係にも言える事ですね!

 

睡蓮

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