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所長のカウンセリングアドバイス:心のの思春期②
2016.11.15
「思春期病」
心理学:カウンセリングの世界では「思春期病」があります。
イジメ
登校拒否
摂食障害(過食・拒食症)
援助交際
引きこもり.....等々
通常の発達ならば「反抗期」
子供の心から、大人の心に発達する時に必要な通過儀礼です。
でも、心の居場所が無ければこころのバランスを崩します。
バランスを崩した心のエネルギーが、
外に向けば、イジメ等の犯罪へ。
内に向けば、摂食障害や引きこもりへ。
子供達が苦しみます。
「心の居場所」として家族、家庭がしっかりできていれば
子供達は、家族の中で親に向かってエネルギーを吐き出します。
受け止められている、安心感から親にぶつけます。
此れが「反抗期」です。
「社会の居場所」として学校です。
社会に出て行くのは、不安で怖いものです。
未知成る世界だからです。
学校という空間。
生徒の為に真剣に向き合ってくれる先生たちに、
守られ、受け止められているので、
安心して、外の社会に冒険の旅に旅立てます。
しかし、今はこの安心の空間である
「二つの心の居場所」が弱まっています。
今私達、「親」が試されているのかもしれません。
「しっかり受け止めてくれ」と子供達が叫んでいる声が聴こえます。
「反抗期」をしっかり迎えられるように
親が頑張るしかないですよね!