所長のカウンセリングアドバイス:イタいのイタいの飛んでけ~!
「痛いの痛いの飛んでけ」
覚えていますか。皆さん。
そして、本当に痛みが飛んで行ったことを!
これは全世界共通の様ですね。
幼い頃、転んで泣いているとき
お母さんが
ひざ小僧を優しく撫でながら
「イタいのイタいの飛んでけ~!」と言えば、
痛みが消えていきました。
本当はまだまだ痛いんですがね。
娘にもありました。
家具の角で頭を思いっきりブツケ「ゴン」と大きな音が鳴りました。
瞬間、私たちは知らない顔をしました。
知らない顔をすればそのまま収まる事があるからです。
騒げば却って、子供は不安になり泣きじゃくります。
でもこの時はダメでした。泣きじゃくりました。
直ぐに飛んで娘の傍に行き、
「イタいのイタいの取った!」と、
痛い部分を取り去る仕草をしました。
娘は泣きながらも、笑顔が出てきました。
「この痛いのどうする?」と聞くと、
「食べる」との返事。
娘の口に持って行き食べさせると、
頭を押さえて「痛い痛い」と、泣く振りをします。
再び「イタいのイタいの取った!」とすれば、
笑顔に戻ります。
この繰り返しです。
お母さんが「この痛いのをとってくれるのだ」という
安心感が痛みを和らげるのです。
「スキンシップ、思いやり、ぬくもり」のなせる技です。
本当に痛みが和らぐのです。
昔から「手当て」という言葉があります。
原点の治療行為です。
痛いところに手を添え優しく撫でると、
痛みが落ち着きます。今でも。
それは、幼いときに親御さんから受けた行為(好意)が、
痛みを和らげるのです。
「何か困ったときは必ず親は
私のことを守ってくれる。」という、安心感が!
幼いときにスキンシップを充分に貰っているかによって、
痛みに対する「耐性」が変わります。
泣いている子を「ムギュウ!」を抱きしめるだけで、
子供は安心感から泣き止みます。
今日は、お子さんを「ムギュウ!」っと抱きしめてみませんか。
年齢は関係ありません。
旦那さん、奥さんに対してもです。
市川海老蔵さんとお子さんは、
お母さん「小林麻央」さんに
「イタいのイタいの飛んでけ~!」って、擦っているのでしょうね!
痛みが消えますように!