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所長のカウンセリングアドバイス:アン・フィニッシュドビジネス
2017.03.07
「アン・フィニッシュドビジネス」
「ゲシュタルトの未完の行為」
どちらが分りやすいでしょうね?
「感情を終わらす」です。
一度芽生えた感情は、
何処かで、ケリをつけて終わらせない限り
何時までも、記憶に残り引きずるものです。
私たちの記憶のうち、
楽しい記憶と
悲しい、苦しい、嫌な記憶とでは
どちらが多く残っていますか?
嫌な記憶の方が鮮明に残っていませんか?
楽しい記憶は、あまり残っていません。
それは、感情が完結、終了しているのです。
だから、記憶に残りにくいのです。
でも嫌な記憶は、
自分の心の中で、
あの時こうすれば良かった。
こう言えば、すっきりしたのに。等々
心残り、未練が残っています。
感情が完結、終了していないので
嫌な記憶だけが残るのです。
試験勉強の時、必死になって暗記をします。
あれだけ必死になり苦労して覚えた事なのに
テストが済めば、ほぼ忘れています。
テストを受けるという、仕事が終了したからです。
目的が達成出来たから、
もう記憶しておく必要がなくなったので
記憶から消えていったのです。
このカラクリと同じです。
自然な行為です。
嫌な感情は負の遺産です。
吐き出さずに、何時までも拘っているので苦しいのです。
過去に拘り生きている証です。
もう済んでしまった出来事なのです。
今はその時の当事者も居りません。
囚われる必要はありませんから、
壁でも、縫いぐるみでも、海に向かってでも構いません。
昔の感情を、
吐き出しましょう。
叫びましょう!
自分お気持ちに正直になって。
消化不良の感情を終わらしましょう。
フィニッシュドビジネス
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