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所長のカウンセリングアドバイス:愛情の錯覚

親は愛情を持って子育てをします。

愛情を貰って子供は成長します。

だから親は溢れんばかりの愛情を提供します。

当たり前のことです。

でも、その愛情は子供が望んでいたものでしょうか?

イメージして下さい。

ヴィトンバッグが欲しいとき

恋人が「ヴィトンは皆持っている、

それよりケリーバッグを買ってあげるよ」と言われて

貴方は満足しますか?

ケリーバッグでヴィトンが満足できるならばOKです。

確かにケリーバッグは高級品ですので、喜びも大きいでしょう。

でも、ヴィトンが欲しい人にはヴィトンでないと満足できないのです。

四角の愛情欠乏症の子供に、でかい丸の愛情を渡しても子供は苦しむのです。

確かに親は溢れんばかりの愛情を濯いだよ。

四角い穴は埋まったでしょ。

でも、そのしたには四角の「愛情欠乏症」の穴が空いたままです。

愛情欠乏症の穴が見えなくなっただけなのです。

「欠損と過剰」よ言います。

「甘えずに甘やかされた子供」です。

子供が望んだ愛情を親から貰ってこそ

愛情欠乏の穴が埋まったことになります。

 

 

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