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所長のカウンセリングアドバイス:関わらない勇気
2020.06.08
カウンセリング於いて
「関わらない勇気」が時と場合によっては必要です。
カウンセリングを進めているうちに
クライエントが
「スッキリしました。もう大丈夫です!」と言われることがあります。
カウンセラーから見ると
表面上の解決は出来、スッキリしていても
その置くに隠された「問題点」があるので
そのままでは又、同じ事を繰り返す事が目に見えています。
でも時には、「関わらない勇気」が必要な事があります。
クライエントは「心の傷」負って、今苦しくて仕方が無い。
「心の傷」に振り回されて何も出来ない。助けて!と叫んでいます。
この時は、心の傷を治す、癒すことが大切です。
傷ついた身体で、歩く事が出来ないのと同じです。
先ずは、「こころの傷を癒す」事が最優先です。
癒し終わったら歩いて貰うように進んでいきますが
「楽になり、スッキリしました。これから自分らしく生きられます」と、
言われる方が居られます。
こころの傷を癒すことでエネルギーを使いすぎ
次に進むエネルギーが無くなっているのです。
本当の問題点に向かわなければなりませんが、
この状況下では、無理なのです。
また、繰り返すことが分かっていても!
「そうじゃないのよ!、このままでは又繰り返すよ!」と言えば
却って、クライエントを傷つける事になります。
「関わらない勇気」
「見守る勇気」が必要です。
「良かったね。良く頑張りました。
これで自分らしく人生を歩めますね。
もし、何か気になることがあればお話しにきてください。」と、
納める勇気も大切です。
悩みの原点を改善することだけが
カウンセリングではありません。
時には、関わらない勇気も必要なときがあります。
カウンセリングは難しいです。
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