所長のカウンセリングアドバイス:総ては集合体
総ては集合体です。
色々なものが集り、1つのものを形作ります。
その中の1つが欠けても、成り立ちません。
国というのは、都道府県と言う集合体です。
都道府県は、市や町や村の地域の集合体です。
地域は、そこに住む住民の集合体です。
住民は、家族の集合体です。
家族は、一人ひとり個人(私)の集合体です。
私は、細胞の集合体です。
細胞は、分子の集合体。そして遺伝子へと
後は細かくなり過ぎますので省略しますが、
でも、この集合体の1つでも傷が付いたり、無くなれば
私達は、今の状態で居られなくなります。
身体に病気が発生したり、傷が付きます。
時には、存在できなくなります。
命がなくなるのです。
私達が、元気に存在できるには
集合体が健全でしっかりと結び付いているからこそ
今の私が在るのです。
何一つ欠けても、存在できなくなります。
イコール
家族も同じです。
家族の一員、一人ひとりが健全で結び合っているからこそ家族です。
お父さん、お母さん、兄弟姉妹が繋がってこそ家族です。
皆が、喜び、哀しみ、苦しみを分かち合い、助け合って
家族が成立ちます。
その内、ひとりでも欠ければ家族ですで無くなります。
家族の誰かが外部の力により
傷つき苦しんでいても
家族に包まれることにより、
癒され
力を取り戻し
再び力強く羽ばたきます。
家族は常に修復し合い
誰ひとり欠けないように
強く繋がっています。
でも現在、機能不全家族が増えてきます。
家族に何かが起きても無関心
自分が良ければどうでも良い。
他の家族が傷付こうが、関係ない。
切ってしまえ。と、思ってしまう家族が増えています。
家族を切れば
自分も切られる事に気付かずに。
だって、家族は家族の一人ひとりの集合体です。
集合体は、1つでも欠ければ存在できなくなるのです。
家族崩壊は、存在を否定し死を意味します。