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所長のカウンセリングアドバイス:傾聴①「訊く」 クライエント中心療法

アメリカの心理学者:カール・ロジャーズが提唱した

クライエント中心療法

カウンセリングで基本中の基本「傾聴」

この傾聴が出来ないカウンセラーは失格とも言われます。

でも、出来てるようで出来ていないも現実です。

カウンセラー泣かせでもあり、

カウンセラーの力量の差がはっきりと出るところです。

日本語に於いて「きく」は3つあります。

「訊く」と「聞く」と「聴く」です。

「きく」行為は1つなのに

漢字で表現すれば3つもある。

日本語のややこしさでもありますが

いろいろなことを表現しています。

 

「訊く」は

何かを尋ねる場合などに使います。

「訊」は「問いただす。とがめたずねる」という意味です。

「訊」を用いた熟語には、

「審訊(しんじん)」や「訊問(じんもん)」などがあります。

アクティブリスニングに

「人な話を聞くときに、使ってはいけない12箇条」があります。

その中にある「質問」です。

確かに、クライエントの悩みを知るには

「質問」をしなければ何も分かりません。

でも私たちは「質問」をされたら、

その質問に対して答えようとします。

質問の意図がクライエントの悩みの核心を突いていれば

問題はありません。

もし、核心を突いていなければ

「質問」に誘導されて、違った展開に進んでしまいます。

私たちは、嫌な記憶は無意識の中に閉じ込め忘れようとしますが

無い記憶を、現実にあった事のように信じてしまうことがあります。

悪い例が「警察の冤罪」です。

「あなたがやったんだ」

「あなたしか出来ない」

「あなただからこそやったのだ」と、

質問攻めに合うと

「私がやったかもしれない」

「私がやったのだ」と、思い込んでしまうのです。

この様にクライエントに質問をすると

答えていくうちに、そちらに誘導されていき

導き出された答えが、核心なのだと思い込んでしまいます。

質問されたことにしか答えられない「クロウズ・クェッション」

閉ざされた質問になります。

「訊く」はカウンセリングに於いては、

カウンセリングが迷宮に入ってしまう危険性がある行為です。

 

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