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所長のカウンセリングアドバイス:傾聴②「聞く」クライエント中心療法

今回は「聞く」です。

前回の「訊く」はどちらかといえば

カウンセラーが意図をもって質問して誘導して

「言い訊す」処がありますがあります。

俗に言う「お節介じいさん、お節介ばあさん」の感じがあります。

「聞く」は

意識せずに何となく聞くことを意味しています。

この場合、自分にとって関心のあることは耳に入るものの、

そのほかのことに関しては聞いていないことも。

会話シーンなどでよく使われますが、

どの程度聞いているかはそのときの状況や人により異なります。

つまり、カウンセラーが興味のある事だけを聞いている状態です。

先日も、カウンセリング実践練習をしているとき

カウンセラーはクライエントの話を聞いているのですが

話を聞きながら、頭で考えていました。

「悩みを聞き、謎を解こう」と、考えているのです。

次に聞く質問を考えているのです。

そして、質問をして悩みを聞こうとします。

結果、クライエントの叫びが「スルー」されてしまっていました。

キツい表現ですが「聞き流した」「聞いている振りをしてる」状況です。

人間は器用ではありません。

1つのことに意識がいくと、他には意識が向かないのです。

10人の訴えを同時に聞いて、10人に返答したと言われた

聖徳太子ならば可能かもしれませんが

普通の人には無理なことです。

カウンセラーが無意識で悪い「聞く」状況を続ければ

クライエントは

「分かって貰えない」を感覚でつかみます。

次第に、心を閉じていきます。

結果、カウンセリングは堂々巡りになり

迷宮入りをしてしまいます。

でも、カウンセリング経験の浅いときは

必死なので、起こりがちなのです。

カウンセラーの落とし穴ですね。

 

 

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