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所長のカウンセリングアドバイス:神経症『石橋を叩いて渡る』
2020.10.26
「石橋を叩いて渡る」
どんなに安全そうなことでも十分に確認してから行動することのたとえですね。
人生にも言えます。
夢に向かって進んでいくと
はやる思いから、ついつい急ぎ勝ちになり
落とし穴にも気付かず、進んでしまい
痛い失敗をすることが、往々にして有りがちです。
物事をしっかりと見極め、慎重に進むことが大切です。
失敗や挫折をしないために。
ただ、神経症の方々は
慎重すぎて、石橋をたたいて安全と分かっても
渡らない方が居られます。
石橋を叩きまくって、石橋を壊す方も居られます。
「そら、危なかったでしょ」
「今、叩いて石橋は崩れ無かったけれど
叩いたときが最後で、次叩いたときには崩れるのでは?
叩いたことにより、表面は見えないが中にひびが入ったのでは?
渡りだしたら、石橋が落ちるのではないか?」などと、
悪い想像をし、渡らない言い訳をします。
勿体ないです。
石橋は、渡るためにあるのです。
橋を渡った向こう側に「夢」が有るのです。
渡らない限り、夢は叶いません。
石橋は木の橋より丈夫です。
だから石橋です。
石橋に「ひび」が入っていても良いじゃないですか!
走って渡ってしまえば。
走って渡れば良いじゃないですか!
たとえ渡った後、石橋が落ちても構わないじゃないですか!
渡りきったのですから。
戻るための石橋も無くなったのですから
戻ることが出来ません。
前に進めば良いのです。
慎重に越したことはありません。
でも、慎重しすぎるのも困ったものです。
ケースバイケース
臨機応変に生きましょう。