目から鱗
大脳生理学の講座の時に生徒さん達から
「目から鱗です。
矛盾して良いのですね。
今まで、私は矛盾してはいけないと思って
子供頃から生きてきました」と
私達は「矛盾した動物」です。
それも進化の過程において、矛盾する脳を発達させました。
本能と理性
本能と理性
この2つが、私達を苦しめます。
遊びたい
恋をしたい
ショッピングをしたい
仕事をさぼって、遊びたい・・・等々と
旧皮質:イド・本能を持っています。
それと同時に
ルールを守る
決められたことはする
サボってはいけない
嘘をついてはいけない・・・等々と
新皮質:スーパーエゴ理性を持っています。
これは相反する事です。
この2つの脳:捉え方がわたしたちをにストレスを与えるのです。
進化の過程で新皮質が成長して
人間として正しく生きる事を考えるようになりました。
ルールを破れば、
怒られるのです。
嫌われるのです。
愛されないのです。
それ故に、理性で本能を抑えつけ
社会生活の中で、大人らしく生きてきました。
結果、悩みに包まれるようになりました。
動物と人間の違い
動物は理論上、本能で生きています。
同種族の殺し愛はありません。
テリトリーを犯されたから戦う。
相手がギブアップすれば、それまで。
相手を殺すことはありません。
お腹がすけば、ハンティングをします。
お腹が一杯になれば、目の前に獲物が居ても襲いません。
本能で生きているからです。
でも人間は、
人間同士の殺しあいをします。
未だに戦争をしています。
お腹もすいていないのに、ハンティングをします。
理性と本能という相反する矛盾した脳を持っているからです。
矛盾して悩んで当たり前
動物と人間はどちらが偉いのでしょうね。
この矛盾した脳を持っている人間ですから
悩んで当たり前なのです。
矛盾した行動をしても、当たり前なのです。
人間の証明です。
これからは、矛盾を楽しみませんか!
