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【心理カウンセラーになるために】第19回:堂々巡り・風が吹けば桶屋が儲かる

カウンセラー育成スクール 大阪・難波 TKN心理サロン 堂々巡り

堂々巡り

カウンセリングを行っているときに、堂々巡りになるときがあります。悩みを語っているかなと思えば、次の問題を語り出す。その問題を聴きいていると、又違う話に飛んでいく。クライエントの話が、あちこちに飛び跳ねて収拾がつかなく事があります。話の内容も繋がらなくて、何を訴えているのか?何に悩んで苦しんでいるのか?

堂々巡りになり、クライエントに振り回される事が経験浅いカウンセラーにはよく有ることです。結果、何が主訴(本当の悩み)なのか分からなくなっています。

心理カウンセラーになるために

風が吹けば桶屋が儲かる

でも、話が飛び跳ねて収拾がつかない状況でも、そこに繋がりが隠されているのです。一つ一つ話を聴いていくと話の奥に隠されてキーワードを見つけることができます。

ことわざで「風が吹けば桶屋が儲かる」が有ります。言葉を聞いたことがあっても、何故、風が吹けば桶屋が儲かるのかピンとこないものです。

風が吹けば⇒ほこりが立つ⇒目にゴミが入り失明する⇒仕事をする為に三味線を習う(三味線を弾いて仕事をします=瞽女)⇒三味線を作るには猫の皮がいる⇒猫が減る⇒猫が減ればネズミが増える⇒ネズミが桶をかじって穴をあける⇒結果、桶屋が儲かる

初めは出来事にはあまり意味が無くても、話を聴いていくうちに意味が繋がり答えが出ます。

正しく、カウンセリングです。

ジグソーパズル

カウンセリングはジグソーパズルのようなところがあります。1つのピースだけでは何も分かりませんが、納めるべき場所にピースをはめていくと、絵が完成するのと同じで、一つ一つ話には、あまり意味が無いように思えても、話と話を繋いでいくとテーマが見えてきます。これが大切です。

クライエントは悩みの迷路に迷い込み、色々のことに悩み苦しんでいます。それも色々な状況下で色々なトラブルに苦しんでいます。一つ一つは関係ない悩みでも、生育歴の中で傷ついた心が、形を変え叫んでいるのです。その心の叫びを聴き、受け止めて、クライエントが苦しんでいる本当のテーマを見つけ出せるように、話を繋いでいくことがカウンセラーの仕事です。

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