心理カウンセラー資格・悩みの謎解き:性格は創られる
貴方は誰ですか?
「貴方の性格を一言で教えてください」と尋ねられて、しっかりと答えられますか?優しい人、楽天家、引っ込み思案、寂しがり屋、積極的、消極的、お節介・・・等々。色々と答えが返ってきますが、これって本当に自分の性格でしょうか?もしかしたら、創られた性格かも知れません!
他者評価
他者評価により性格は創られることがあります。
自分の性格で強みと思っている処は案外、他者にとって都合の良いところなのです。自分にとって優しくしてくれるから「貴方の良いところは優しい人ですね」と言ってきます。自分にとって怖い人は「貴方の悪いところは怖いところですね」と言ってきます。これって、本当に貴方の性格でしょうか?
私達は、相手に好かれたい、嫌われたくないとの思いから、相手が好む自分になろうとします。結果、相手が望む良い人になろうとして、他者にとって都合の良いところを長所とし、他者が嫌がるところを欠点とします。これって本当に自分の性格なのでしょうか?
性格は創られる
性格は創られることがあります。長女が活発な子供で周りからも評価されているとします。次女も活発で元気であっても、長女より大人しかったら他人の評価は長女より大人しいので、おとなしい子と評価されます。結果、次女は「私は大人しい。これが私なのだ」と思い込みます。これって、本当の性格でしょうか?やがて、自分の性格に疑問を持つときが来ます。
自分の性格は自分で決めることが大切です。他者評価で自分の性格を決めるのではなく、自己評価で決めることが大切です。
「私は今どうしたいの。笑いたいの、怒りたいの、泣きたいの」自分の気持ちを表現することが大切です。そこから、本当の「私の性格」が産まれてきます。でも、他人の評価で人生を送っている人には難しいことです。そんな時にカウンセリングが必要です。私創りをするのもカウンセリングです。