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【心理カウンセラーになるために】第26回:病名を付ける

カウンセラー育成スクール 大阪・難波 TKN心理サロン 病名を付ける

病名を付ける

カウンセリングをしていますと、クライエントが「私は発達障害です」「私はHSPです」と、訴えてくる方が居られます。本当に苦しんで居られる方も多く居られます。でもその中に、本当にその病気なのでしょうか?と言う方が居られます。私達は、大なり小なりこの要素を持っています。全く問題の無い人間など居ませんから。対人関係に問題があったりして何処かで、生きづらさを持っています。それを何とか、自分を殺しながらもストレスを発散させ、社会に適応させ人生を送っています。でも、上手く出来ないときは苦しいので「病名」に逃げてしまうクライエントも居ます。

カテゴリー分け

カウンセリングに於いてもあります。クライエントの症状に合せて、病名を付け、ジャンル分けを行なう事があります。果して、これで良いのでしょうか?確かに区分分けをして、それに当てはまる原因を見つけ、謎を解き、治療を行い、改善をすれば、一件落着です。確かに理論上は!でも、クライエントがその症状に苦しむまでに至る経緯は総て違います。色々な経緯があり悩み苦しんでいるクライエントに病名を付け、カウンセリングをすることがベストでしょうか?これで、本当に自分らしく生きる人生を送れるのでしょうか?

症状に大差有り

クライエントはこの症状に拘ります。「人と比べて違う私が居る。だから私は苦しい」と。中には、インターネットなどで調べ、症状を当てはめ病名を付け、対人関係が上手くいかないのはこの病気の為だと決め込む方も居ます。また、逃げ込んでいる方も居ます。症状には大差があります。また、変えられない要素でもあります。「発達障害」も「HSP」も持って産まれた症状であり、個性でもあります。カウンセラーは、悩み苦しんでいるクライエントの叫びをしっかり聴き、その症状を持ったまま、あるがまま自分らしく生きられる様に、カウンセリングをしていくことが大切です。

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