【心理カウンセラーになるために】第27回:カウンセラーとコンサルタントの違い
カウンセラーとコンサルタント
カウンセラーとコンサルタントの区別がつかいない方が結構居られます。何となくは分かるけれども、違いが分からないと。確かに、カウンセラーとコンサルタントは業種としては同じ「相談業務」のカテゴリーに入ります。でも、方向性が違うので実際の処は棲み分けが出来ていますが、街の中では混在しています。ブライダル、エステ、ファンデーション、塾・・・等々には両方とも居ます。特にカウンセラーと名乗った方がソフトに聞えるのでカウンセラーと名乗っている方が多く居られます。カウンセラー養成体験講座の時にこの違いを説明する為に、学校までの道案内で説明をしています。
コンサルタント
学校への道案内として、地下鉄30番出口からの地図や動画をHPで案内をしています。本来ならばスタッフが30番出口に立って「こちらですよ」と案内をすれば誰も道に迷わないで学校に到着できます。すぐ見えるところのありますから。でも、スタッフに案内をさすことはしません。開校以来のテーマとしてやり続けています。でもこの時、道に迷っている方に対して、こちらですよと言って、手を取り学校まで案内するのが「コンサルタント」です。楽ですよね、道に迷わなくて済むのですから。でも、帰るときはどうするのですか?次に来るときはどうするのですか?その都度、連れて行ってとなります。これでは自律にはなりません。依存の道しかないのです。何時まで経っても、人に依存して人生を生きるしかないのです。優しいようですが却って自律の目を潰してしまいます。
カウンセラー
もし、私の前を道に迷って人が居ても私は声を掛けません。冷たいですよね。でも道に迷えって言っているわけではありません。迷いながらも学校に到着できたら、迷った分だけ世界が広がるのです。そして、自分で来れたと言う自信から、次のステップアップに繋がるのです。TKN心理サロン「カウンセラー養成講座」の勉強は30番出口から始まっています。端から見ればカウンセラーは冷たいかもしれません。自分の力で答えを見つけて、自律して貰えるお手伝いをするのがカウンセラーなのです。