【心理カウンセラーになるために】第28回:求められるカウンセラー
求められるカウンセラー
悩みを抱えた人達が求めているカウンセラーはどんな人でしょう?
日頃の日常生活で悩み苦しんでいる人達が、気軽に相談できるカウンセラーが、求められるカウンセラーです。確かに、心に深い傷を持っている方々には、公認心理士、臨床心理士、精神科医師の方々により、カウンセリングを受け入院や投薬の治療が必要となります。でも、「親子問題」「夫婦問題」「恋愛問題」「嫁姑問題」等々、で悩んでいる方に必要とされるカウンセラーでしょうか?夫の浮気問題で悩んでいる人が病院へ行き、カウンセリングを受けながら、診断して貰い薬を処方して貰う事がベストでしょうか?
身近なカウンセラー
苦しい心の声を聴き受け止めてくれる「身近なカウンセラー」が求められます。今起きている辛い、哀しい、悔しい等々の話を聴いて欲しい!今、置かれている状況を何とか乗り越えたいと思っている人達が、世の中には大勢居られます。眼を瞑って石を投げれば当たるぐらいです。この世の中に、悩みの無い人は居られません。多かれ少なかれ持っているのです。その悩みを聴いてもらい、相談できるカウンセラーを捜し求めています。時には、アドバイスを欲しいと願っています。以前でしたら、人生の先輩達に相談すれば良かったところがあります。しかし、自分の経験からのアドバイスですので、クライエントの立場になっていません。結果、お節介になる事が多々あります。人生経験だけではダメなのです。そこに心理学・カウンセリングの裏付けが必要です。
心の居場所:コンビニカウンセラー
TKN心理サロンは、悩みを抱え苦しんでいる人達の「渡り鳥たちが羽を休める:心の居場所」です。
社会生活の中で傷ついた羽のまま飛べば、やがて落ちてしまいます。恥ずかしがらずに降りて来て、羽を癒やし、力を付けて、再び目的地に飛んでいって貰う事を目的にしています。そして、自分たちの足で歩けるようになった人達が、今度は悩みを抱えた人に対して相談に乗れるようなカウンセラーの養成を目指しています。悩み苦しんでいる人達が、気楽にカウンセリングが受ける事が出来る居場所がたくさん必要です。コンビニに行くような感じでカウンセリングに来ること出来る「心の居場所」を作れるカウンセラーが求められています。コンビニと言えば軽く感じるかもしれませんが、コンビニにはそこに必要なものが何でもありも目的を果たして帰ります。また、コンビニはお客さんのニーズをリサーチし求めているものを提供します。コンビニにフラッと入るだけで、ワクワクしたり、知らないものに触れ、興味が湧き、何処か元気になり元気になり、店を出て行きます。
正しく、悩みを抱えた人が気楽にカウンセリングに来られるカウンセリングルームがコンビニと同じなのです。クライエントが求めているものを提供できる、コンビニカウンセラーが求められているのです。