カウンセリング妖怪シリーズ④
妖怪:不幸自慢
この妖怪は、ともかく不幸な自分が好きです。何が在っても、総ての事を不幸に捉えます。「私程、この世の中で不幸な者は居ない。他の人の不幸な足りません!」と豪語します。でも内容を聴けば、誰でもが在るチョットしたトラブルなのです。不幸な話をすると、止まりません。ばんばんの歌「サチコ」ではありませんが、「幸せを数えたら片手にさえ余る。不幸せ数えたら、一晩でも足りない。」その通りです。話題に尽きません。夜な夜な出没して、何処かに不幸な事が起こらないか探し求めています。時には、他の人の不幸を自分の不幸として捉えてでも、「悲劇のヒロイン(ヒーロー)」になって浸っています。みんなんが幸せな状況下にある事は、嫉み、恨み、嫉妬します。でもそのくせ、それが至極の喜びになります。その分、自分が不幸せのポジションに立てるからです。不幸で居ると、みんなんが構ってくれるからです。幸せが嫌いで、不幸がとても好きな妖怪です。
これが「妖怪:不幸自慢」です。
妖怪:噛みつき
この妖怪は、どちらかと言えば「喧嘩っ早い」妖怪です。何にでも噛みつきます。相手の意見、態度、結果、行動、もう何でも!時には、政治、経済、芸能、スポーツ、等世の中のありとあらゆる事でも、噛みついてきます。相手の話のあげ足を取ったり、チョットしたミスに噛みついたり、自分の意見が通らない時など特に!一番ひどい噛みつきは、「自分に非」が在る時です。自分が「悪い子」になるのは耐えれません。ともかく、自分を正当化するために、ごり押しをしてきます。矛盾をしていようが関係は有りません。無茶苦茶言って、噛みつきまわります。結局、相手が根負けをして、諦めるまで!得意技は「ひらきなおり」です。
これが「妖怪:かみつき」です。
※この妖怪は、特定の人を例えて居るのではありません。みんなの心の中何処かで、巣食っている「妖怪」です。そして、私の中にも!