News/Blog
カウンセリング妖怪シリーズ⑤
2023.08.13
妖怪:ぬらりくらり
この妖怪の特徴は、ウナギのようにともかく掴み処のない、何とも言えない「う~ん!何なんだ!」と、相手をイラつかせます。物事を自分から決して決めることなく、また自分の意見もハッキリ言う事もなく、何かをやるようで、やる事が無く!総てが「グレーゾーン」です。相手から、意見を求められたり、行動を求められたり、意志決定を求められたりしたら、初めは「そうですかね」と言い、相手が興味を持って反応してきたら言ってる尻から、「違う事」を言って、相手を「はぐらかす」事を得意技にしています。時の流れに逆らわず、流されているように振る舞いながら、どっこい絶対に自分の流れを変えない。付かず離れず、言う様で言わず、やる様でやらず、「ぬらりくらり」と相手をかわし、イラつかす妖怪です。
これが「妖怪:ぬらりくらり」です。
妖怪:ひとふり
どちらかと言えば「臆病」な妖怪です。しかし、違う見方をすれば「責任転換」をする、厄介な妖怪です。何か決断を下さければならない時に必ず、そばに居ている誰かに決断を振ります。意見を求められた時にも!それも「従順そう」に「か弱そう」に時には「甘えん坊」の様に「上目使い」をしながら、また時には「哀しげな、淋しげな」な様子を醸し出し「守ってあげなければならない」雰囲気を出し、「ひとにふり」ます。誰も周りに居ない時には、「受けてくれそうな人」探します。学校や職場で、自分に役割が当たりそうになると「す~」っと誰かにふります。「それは私ではありませんよ!こっちの人ですよ!」と、振るのが、すこぶる上手い妖怪です。
これが「妖怪:ひとふり」です。
※この妖怪は、特定の人を例えて居るのではありません。みんなの心の中何処かで、巣食っている「妖怪」です。そして、私の中にも!