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心理カウンセラー資格・悩みの謎解き:気遣いすぎる神経症

カウンセラー育成スクール 大阪・難波 TKN心理サロン 気遣い

気遣いが良く、仕事も丁寧で、真面目で、責任感があり、人の嫌がることでも愚痴を言わず最後までやり遂げ、優しく思いやりのなる人なのに、他人からは「チャランポランナ人、無責任な人、自己中心的、ワガママ」などと言われる人が居ます。何故でしょう?それは本人も気付いていない神経症の部分が顔を覗かせているからです。人よりも一所懸命仕事を行い、人の面倒も見て、真面目に働いているのです。間違いはありません。でも、真面目に頑張り過ぎているので、限界が来て苦しくなります。その時に、ふっと頭の中を過ぎるのです。「普段、頑張っているのだから、少しぐらいサボっても良いじゃないか!」と。でもここ一番、手を抜いてはいけないところで手を抜いてしまいます。結果、人から見たらワガママな人と評価されます。

「自分にとって大切な顧客を蔑にして、手間の掛かるウルサイ顧客に、一所懸命しなっていないか?」私も昔営業をしている時の事を、思い出しました。この事を、対人関係に置き換えてください。いつもウルサイ人、怖い人、苦手な人に気を使っていませんか?文句を言われたくない、嫌われたくない、機嫌良く相手をして欲しい、という思いで一生懸命になっています。そしてその分、大切な人を蔑にしています。あの人は、優しい人だから少しぐらい後回しにしても、ほっといても怒らない、何も言わないと思っていませんか?甘えていませんか!その人は、あなたを大目に見ているのではありません。怒りが静かに湧き上がっています。「仏の顔も二度三度」です。こんなことが続けば、どんなに優しい人でも、心広い人でも決して許してくれません。許してくれているのではなく、諦められているのです。信用を失くして居るのです。会社関係、友人関係、恋人に知らない間に、嫌われてしまった経験はありませんか?

神経症になる人のタイプに「拘ることができない人」が居ます。今、大切な事に拘ることが出来ずに、どうでもよいこと、後回しにしていい事に、拘ってしまうのです。そして悩みます。苦手な人に気を使い、今、大切にしなければならない人を、ほったらかしにしていませんか?今、何が一番大事なのか?何時も、気遣いばかりしているとこの優先順位が分からなくなります。張り詰めすぎているので、今置かれている状況が把握できなくなっています。弓は張り詰めすぎると、延びきり過ぎて肝心なときに役に立ちません。私達も一緒です。キンキンに成りすぎたら、いざという時、緊張の糸が切れてしまい力を発揮出来なくなります。独りよがりにならず、もう少し、周りの状況を見てバランスを取るようにしてください。

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