心理カウンセラー資格・悩みの謎解き:ONとOFF
切り替え
社交の顔とプライベートの顔を使い分けているかどうか。これが使い分けれなければ対人関係でトラブルが発生します。私達には表の顔と裏の顔が必要です。嘘の私と本当の私です。時にはどちらが本当の私か、混乱して分からなくなることがあります。
何故、混乱するのか?人に嫌われたくないからです。特に親にです。親に嫌われないように親が喜ぶ、望む姿を演じます。自分の本音を隠し。これが日常化しどちらが本当の私かが、分からなくなってきます。無意識のうちに人に嫌われない自分を日常化し、対人関係を行なっています。気を緩めれば、本音の顔が出てきては困るので、常に気を張って社会生活を送っています。
「ONとOFF」
この切り替えがなかなか難しいものです。日常生活の中で、臨機応変に切り替えできれば良いのですが、時には「ON」になりっぱなしの時があります。常にスイッチが入りっぱなしで、仕事をしてそしてそのまま、プライベートにまで持ち込んでいる方が、多く居られます。猪突猛進、走れる所まで突っ走ってい、息切れしてしまいます。息切れしてからでは、回復に時間がかかります。
当然、相手の人にも当たり前の如く要求します「私が頑張っているのに、何故あなたは頑張らないの」傍から見れば大きな迷惑です。ひとりでむきになっているのですから!これでは対人関係も悪くなります。相手には相手のペースがあります。お互い旨く絡み合えるからこそ、物事がスムーズに行きます。
心の休憩所
旨く「ONとOFF」を使い分けませんか?弓も、引きっぱなしでは弦が伸びきってしまい、何の役にも立ちません。また使わなければ、弦が硬くなり引くことが出来ません。適度なバランスが大事です。普段の生活の中で「あぁ、力が入っているな!」感じたら、少し「フゥ」っと力を抜いてみませんか!息を吐くだけで充分です。
出来れば力が入っている部分に気づいてください。そこに自分のテーマが潜んでいます。どんな時に、その場所に力が入るのか?どんな人に会ったら?どんな言葉に?どんな環境に?そして過去に体験したことに?どこか、繋がってきますよ!私達には心の休憩所が必要です。そこでは、本当の自分に戻れる。気を抜くことが出来る。本音が出せる。心をリセットできる場所が必要です。貴方にはありますか?本来は家庭なのですけれど。