心理カウンセラー資格・悩みの謎解き:サバイバー
サバイバー or チャレンジャー
貴方は人生に於いて「サバイバーですか?」それとも「チャレンジャーですか?」目安は、自分の意思で人生を生きているのか?他人の意思で人生を生きているのか?
私達は何処かで、相手の顔色を見て生きています。相手が笑顔で機嫌が良ければ、安心して楽しく幸せになります。でも、相手が不機嫌で嫌な顔をしていれば、不安を感じ、緊張し、まるで自分が悪いことをした如く罪悪感を感じます。
この罪悪感、緊張感から逃れるために、自分の責任でも無いのに、相手が機嫌が良くなるように一生懸命、機嫌取りをします。正しく「サバイバー」です。
でも、このエネルギーの使い方は間違っています。
サバイバー
「サバイバー=意志によって闘う人」直訳すれば「サバイバルする人」「生き延びる人」になります。これは、アレキサンダー・ローエンの「バイオエナディティックス」の理論から生まれています。私達は、「生き延びる闘いのために多くのエネルギーを傾けていれば、自己表現は必然的にそのしわ寄せを受ける」と言うテーマ持ち、生きています。
もっと簡単に言えば「ただ、生きていくだけの人生」です。
自分の「素直な感情」を表現する事が自然体です。(わがままを言う事ではありません)対人関係のおいて「喜怒哀楽」を感じれば、吐き出すことによりクリアする事ができます。ごく自然な行為です。しかし、その自然な感情を表現すれば「嫌われる」事になります。
この事を、親子間で行ないます。幼い子供と親との関係で!幼い子供は、生活の中で色々な感情を持ちます。感情を溜め込んでいると心のバランスが取れなくなり、不安になります。不安にならないようにするために、その感情を一番よく理解してくれる親に吐き出します。受け止めてくれるとの思いで。
しかしながら、親のタイミングが「OK」の時は受け止めてくれますが、「NO」のタイミングでしたら、拒絶されます。親もそんな環境で育っていますので、子供を受け止める事が出来ないのです!特に「NO」の時、親は「怖い顔、嫌な顔、悲しい顔」などをしてきます。
子供にとって「親が笑顔でやさしく接してくれる姿が愛されている姿」=生きて行けます。逆に「親が怒っていたり、悲しんでいたり、嫌がっている姿は、愛されていない姿」=生き延びれない=「死」を意味します。その結果、私達は「親の顔色を観ながら、自分の感情を殺し、呑み込む」事を選びます。それも自然な事だとして!つまり「自然な感情を出す事は死を意味する」=「生き延びるために自分の感情を殺す」=「感情を出す事は死を意味する」事になります。「死=恐怖」を意味しますから、感情を出す=恐怖」に繋がります。
こうして「サバイバー」が誕生したのです!「生き延びるために、闘う人」として人生を送ってきました。
チャレンジャー
自分らしく生きる「チャレンジャー」が大切です。その為には「サバイバー」から脱却する事が必要です。「恐怖を解き放つ」が重要です。でも、この恐怖は過去の産物です。幼い頃に生き延びるために身につけた恐怖です。幼子は自分の力では生きていけません。当然、親の庇護の中でしか生きていけないのです。
でも、今の私達には必要な事でしょうか?成人し、独りで生きていく力を身につけた今も、この恐怖に縛り付けられる必要があるのでしょうか?もう貴方は自分の意思で人生を生きていけるのです。自己責任を取りながら。素晴らしいことです。自分らしく人生を歩んでいけるのです。
今までの、生き延びるための力を、自分らしく生きる為に「チャレンジ」して見ませんか?チャレンジすれば、時には失敗することもよくあります。だからといって、失敗したからといって「敗北者」ではありません。「チャレンジ」を続ける限り、貴方は「チャレンジャー」なのです。自分らしく生きる為にチャレンジを続ける限り「自分らしく生きて幸せになるチャレンジャー」です。