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心理カウンセラー資格・悩みの謎解き:子供らしく

カウンセラー育成スクール 大阪・難波 TKN心理サロン 子供らしく

「子供は子供らしく」これは当たり前のことです。でも、これが当たり前でないのが現実です。貴方は子供時代「子供らしく」楽しんでいましたか?周りのことを気にせずに、子供を謳歌していましたか?

電車の中で子供が、動きまくり大声で喋っています。何か問題がありますか?確かに、公共の場で騒ぐのは問題です。大人としては!周りのことを考えて、迷惑を掛けないようにして、ルールを守ることが大人として当然の行いです。

でも、子供はどうでしょう?子供は大人しく出来ないのです!大きな声を出すのです!質問ばかりしてくるのです「何で?何で?」と!動きまくるのです!コレが子供なのです。元気の子で良いじゃないですか!カウンセリングからすれば、心が正しく成長した証です。逆に、行儀良く大人しくしている子の方が、問題児です。


PTAに呼ばれて講演会に行くことがあります。少しでもカウンセリングに対して理解をして貰うために。子供の心の成長に少しでも役に立てるのであればとの思いから!

「子供との接し方について」という内容で講演の時に、冒頭の「子供は子供らしく」と言う事を必ず取り上げます。「良い子」って、どんな子なのか?「親にとってい良い子」なのか?、それとも「子供にとって良い子」なのか?皆さんはどちらを選んでいましたか?

子供達がまだ幼い頃、下の娘がチョゲまくって(大阪弁です。ふざけることです)調子にのり、うるさいぐらい喋ったり、おどけたりしています。私の家の「ムードメーカー」でもあります。おかげで、お姉ちゃんからも怒られるし、女房からもお目玉を貰う日々です。

そんな時、女房が「うるさいぐらいで手を焼くけれど、子供らしくて羨ましいわ。裏表なく、作ることなく自分をそのまんま出しているんだから。私なんか、親の前では絶対に本当の自分を出さなかった。出せなかった。猫を被って作っていたから!」とポツリと。ある意味で、喜ばしい事ですね!子供が、家の中では飾ることなく、思いっきり自分を出していて、チョゲまっくている事は。親の顔色を見ることなく、思いっきり自分を出している事は!


女房の話を聞いたあと、はたと思いました。「俺も親の顔色を見て生きてきたけれど、猫を被っている自分自身にも気付かなかったよ。ごく当たり前の如く、違和感無かった。普通だった。やっぱし昔は変だったんだな!」と言っていました。違和感を持つ事自身が、良くない事と思い込んで居たのですね。持てば辛いから!

親の顔色ばかりを見て生きてきました!親が機嫌が悪ければ、もうこれ以上機嫌が悪くならないように、自分の気持ちを殺し「良い子」を演じていました。お陰様で、自分の気持ちを優先する事は悪いことで、相手の気持ちを優先する事が「良い子」なのだと言う思いが心の中に染みついてしまいました。アホです!

子供が学校から帰ってきて「ブスッとしている」と、腹を立てられる親がさんが多く居られますが、逆ですよ!子供は外では気を遣い、友達と合わせて一日を過しています。家に帰ったらその必要は無くなるのです。家の中では「素の自分」のままで居られる空間なのです。だから家の中では「ブスッ」としているのです。自分らしく、素のままで居られる「心の居場所」を持っている証です。心の居場所を創り上げている親御さん自身を誉れてください!

カウンセラー育成スクール 大阪・難波  TKN心理サロン 子供らしく

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