我慢する美徳。これ本当？

私、我慢強いんです

こんなことをいう人がいます。本人は、『私はいい人だ』って言っているんだと思います。
もちろん、相手にとって
・何でも言うことを聞いてくれる
・相手を優先してくれる
・欲しい物は、譲ってくれる
・言いなりになってくれる
・断らない
こんなに良い人はいないでしょう。
でも、本人は本当に我慢強いことがいいことだって思っているのでしょうか？
私が我慢すれば・・・　って発想になっていませんか？
子供のころ、弟や妹が生まれ年上なんだからと、いろんなことを我慢してきた。
妹思いでいい子だね！お姉ちゃんだからね！って。
親に言われてきませんでしたか？

私のことも見てほしい、でも我慢しなさいって言われる。
しないと怒られ、すると褒められる。
この繰り返しで、我慢を覚えたんだと思います。
大人になって、我慢する子　＝いい子　しない子　＝悪い子
こんな無意識が働いているんだと思います。
でも、それは心が傷ついている証拠です。
大人になって、人の顔色を見ないと話せない。
人の気持ちを詮索してしまう。
犠牲になることで、存在を感じる。
この無意識を開放していくことで、自分らしさを
取り戻せます。

心理カウンセリングで自分を見つめる

心理カウンセリングでは、本人が気づいていない、認めていないことを
気づかせ、承認を出し、行動に移せるように促していきます。
我慢することが、自分である。この囚われを、それは自分らしさではない、
本当の自分は、こうである。そして、それをだしてもいいんだよ！って。
自分を見つめる作業は、本当につらいです。過去の自分を否定する気持ちになってしまうから。
でも、この作業は否定ではないんです。
それも認めるということ。そして、前に進む方法を見つけることです。
相手に対しいい人を演じてきた、そんな自分は自分なのか、そんな疑問や
変わることの罪悪感などに向き合う作業なんです。

そして心理カウンセラーは、その道を一緒に歩くサポーターです。
ＴＫＮ心理サロンでは、心から寄り添える心理カウンセラーを育成しています。
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