

「今」に生きる
あなたは「今」に生きていますか?
過去の失敗や、未来の不安に囚われていませんか?
心理学では「今」に生きましょうという考えがあります。
過去の出来事をいくら悔んでももう元には戻せないのです。
まだきていない未来は何が起こるか誰も分かりません。
過去や未来に後悔や不安を抱え続けても、現実は何も変わらないのです。
とてももったいないことです。
だけど、どうしても後悔や不安に飲み込まれるときはあります。
「あのときこうしておけばよかった・・・」
「これからこんなことになったらどうしよう・・・」
人間ですからこんな気持ちになることは当たり前です。
後悔や不安そのものが悪いものではありません。
これらを感じることでまた自らを変えていくきっかけになります。
ただ、これらに飲み込まれたままとか、浸ってしまうのはちょっと考えものです。
ずっとこの感情を抱き続けていると「どうせ自分には何もできない」とか、
「やっても仕方ない」という思いが湧いてきていろんなチャンスを逃してしまいかねません。
目の前に集中!
過去や未来からいったん目を離して「今」に生きるには、とにかく練習あるのみです。
いままでやっていなかったことをやるわけですから、一発で出来ることはありません。
ある意味で安心してOKです。
ポイントは諦めずにやり続けること!
意識を「今」に集中させるのです。
「今」やるべきことに焦点をあてるのです。
もし後悔や不安を感じたときは、まずは今やるべきことは何か?を探してみてください。
書類の片付け、家の掃除、外出の支度、なんでもいいのです。
今この瞬間にやるべきことを見つけてそれに集中してみてください。
ほかには身体の感覚に集中するのも効果的です。
立っているなら足の裏全体で体重を感じてみてください。
座っていればお尻のどこに体重がかかっているか。
指先や足先は今ぬくい?それとも冷たい?
呼吸は浅い?それとも深く呼吸している?
普段こういうことは意識せずに過ごしているのではないでしょうか。
無理もないと思います。
私たちは目まぐるしく流れる日々のなかで「今」に集中する時間が取りにくいのです。
でも一日3分でもいいのでこんな時間を取ってみてください。
最初は感覚が分からなくても段々気付けるようになります。
諦めずにやってみること!
「今」に集中して、後悔や不安に囚われずに過ごしましょう!