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イライラの正体
2025.10.11
なんだかイライラして我慢ならない!
でも、イライラする自分が嫌になって、さらにイライラ、、、
そんなときありませんか?
それで誰かにイライラをぶつけてしまったりしたら、
「怒ってしまった」と自分を責めたり、
「あの人が悪い」と誰かを責めたくなること、ありますよね。
だけど、「怒り」という感情は本当に「悪いもの」なのでしょうか。
怒り=悪?
怒りは、私たちの心が出している大切なサインです。
その正体は、たいてい「心の奥の本音」を守るために生まれています。
たとえば、相手の言葉にイラッとしたとき。
その奥には「わかってもらえなくて悲しい」「大事にされていない気がする」とか、
「不安でたまらない」といった「本当の気持ち」が隠れていることが多いのです。
怒りは、そういう感情を守っているのです。
心が傷つくのを防ぐために、怒りという強いエネルギーで自分を守っているのです。
だから、怒りを感じた自分を責める必要はありません。
むしろ「何を守りたかったのかな?」と自分に聴いてみるチャンスなのです。
怒りの奥にある気持ちを自分に聴いていくと、自然とそのイライラする感じは静まっていきます。
怒りを抑え込むのではありません。
無理に抑え込もうとすると自分の気持ちを無視することになり、余計に傷ついてしまいます。
怒りは、あなたが「本当の気持ち」「本当の自分」に気付くためのチャンスでもあります。
その声に耳を傾けたとき、心は少しずつ穏やかさを取り戻し、あなたらしく生きる道が見えてきます。
それが「心を整える」ということの第一歩なのです。