自分で褒める
自分を認めることの大切さ
――それができないあなたへ、心理カウンセラーからのメッセージ――
「もっと頑張らなきゃ」
「まだまだ足りない」
「私なんて、全然ダメ」
そんな言葉が、頭の中で何度も繰り返されていませんか。
TKN心理サロンに来られる方の多くが、「自分を認めることができない」という悩みを抱えています。
それは決して特別なことではありません。むしろ、真面目で、周囲に気を配り、頑張って生きてきた人ほど、この苦しさを抱えやすいのです。
この記事では、
1、なぜ私たちは自分を認められなくなるのか
2、自分を認めないことで起こる心の影響
3、少しずつ「自分を認める」ための心理的なヒント
を、心理カウンセラーの視点から、やさしくお伝えします。
「自分を認める」とは、甘やかすことではありません
まず最初に、大切なことをお伝えします。
「自分を認める=自分を甘やかす」ではありません。
多くの方がここを誤解しています。
1、認めたら成長しなくなる
2、認めたら努力しなくなる
3、認めたらダメな人間になる
そう思ってしまうのです。
しかし、心理学的にはまったく逆です。
自分を認められない状態こそが、心を疲弊させ、行動力や自己肯定感を奪っていきます。
自分を認めるとは、
「今の自分の状態を、良い・悪いで裁かずに、そのまま受け止めること」
です。
できていない自分も、弱い自分も、迷っている自分も、
「そうなんだね」と理解してあげること。
そこから、心は少しずつ回復していきます。
なぜ私たちは自分を認められなくなったのか
① 子どもの頃の「条件付きの愛」
「いい子にしていないと認めてもらえない」
「結果を出さないと褒められない」
そんな経験はありませんでしたか。
このような環境で育つと、
1、何かできた時だけ価値がある
2、頑張っていない自分には意味がない
という信念が、無意識に刷り込まれていきます。
大人になっても、
「成果を出していない自分」
「人の役に立っていない自分」
を認められなくなるのです。
② 日本社会に根づく「自己否定が美徳」という文化
日本では、謙遜や自己反省が美徳とされてきました。
1、「まだまだです」
2、「私なんて大したことありません」
こうした言葉を使うことで、空気を保ってきた側面もあります。
しかし、その積み重ねが、
「自分を認めること=悪いこと」
という感覚を生んでしまうことがあります。
③ 比較社会で生き続けてきた私たち
SNSや評価制度の中で、私たちは常に比べられています。
1、あの人はできているのに
2、。みんなは前に進んでいるのに
比較の中では、どれだけ頑張っても「足りない自分」しか見えなくなります。
その結果、
自分を認める視点そのものを失ってしまうのです。
自分を認めないことで起こる、心への影響
自分を認められない状態が続くと、心には次のような影響が出てきます。
1、何をしても満たされない
2、褒められても素直に受け取れない
3、常に不安や焦りを感じる
4、人の評価に振り回される
5、燃え尽きやすく、疲れやすい
これは「心が弱いから」ではありません。
心がずっと緊張し続けている状態なのです。
自分自身が一番の批判者になってしまっている。
それは、とても苦しいことです。
自分を認めることは、回復のスタート地点
心理カウンセリングの現場では、
大きな変化が起こる前に、必ず共通点があります。
それは、
「自分を責めるのを、少しやめられた瞬間」
です。
何かが劇的に変わるわけではありません。
でも、
1、「今日もよくやった」
2、「しんどかったよね」
そんな一言を、自分に向けられた時、
心はほんの少し緩みます。
その「緩み」こそが、回復の入り口なのです。
今日からできる「自分を認める」小さな習慣
① できたことを“事実”として見る
「完璧にできたか」ではなく、
「やったかどうか」だけを見てみてください。
1、起きた
2、仕事に行った
3、今日は休んだ
それだけでも、立派な事実です。
評価を足さず、ただ認める。
これが最初の一歩です。
② 感情に〇をつける
ネガティブな感情が出てきた時、
×「こんなことで落ち込む私はダメ」
〇「そう感じるほど、しんどかったんだね」
感情に良い・悪いはありません。
感じていること自体が、あなたの真実です。
③ 他人に向ける優しさを、自分にも向ける
もし、大切な人が同じ状況だったら、
あなたはどんな言葉をかけるでしょうか。
その言葉を、ぜひ自分にも向けてみてください。
自分を認めることは、人生を甘くすることではない
最後に、もう一度お伝えします。
自分を認めることは、
逃げることでも、甘えることでもありません。
むしろ、
1、これ以上、自分を傷つけないため
2、これからも生きていくため
に必要な、心の土台づくりです。
あなたは、もう十分に頑張ってきました。
まずはその事実だけでも、認めてあげてください。
TKN心理サロンは、「自分を責めるのをやめる場所」です
TKN心理サロンでは、
無理に前向きになることも、答えを出すことも求めません。
ただ、
「今のあなた」を、いっしょに見つめ、理解していく。
その積み重ねの中で、人は自然と変わっていきます。
もし今、
「自分を認められない苦しさ」に疲れているなら、
一人で抱え込まなくて大丈夫です。
あなたのペースで、あなたの言葉で
TKN心理サロンのカウンセラー養成講座で心理学を学びませんか?
体験講座実施中!
プロフェッショナル心理カウンセラー
金崎健二

体験講座