News/Blog
News/Blog News/Blog

見た目が気になる

ネモフィラ

ルッキズムに疲れた心へ

鏡を見るたびに気分が沈んでしまう朝があります。誰かに何かを言われたわけではないのに、自分の顔や体型、雰囲気が気になり、外に出る前から心が重くなる。そんな感覚を抱えながら日々を過ごしている人は、決して少なくありません。ルッキズムという言葉が示すように、私たちは知らないうちに見た目で評価される社会の中で生きています。ただ、その苦しさはとても個人的で、周囲からは見えにくく、理解されにくいものでもあります。

外見のことで悩むつらさは、単に自分の見た目が好きではないという話ではありません。本当に苦しいのは、見た目が良くなければ認めてもらえないのではないか、大切にされないのではないか、愛されないのではないかという不安です。外見と価値が結びついてしまうと、自分という存在そのものが否定されているように感じてしまい、安心できる場所が心の中から失われていきます。人の視線が気になり、自分の意見を言えなくなり、できるだけ目立たないように振る舞う。その積み重ねが、生きづらさとして日常に広がっていきます。

比べることが当たり前になった社会の中で

SNSや広告、テレビを見れば、整った顔立ちや理想的な体型、生き方が溢れています。それらを見ているうちに、自分は足りていないのではないかという感覚が、少しずつ心に染み込んでいきます。誰かと比べようとしているわけではなくても、比べる視点が当たり前になってしまった社会の中で、私たちは無意識のうちに自分を評価し続けています。その評価はとても厳しく、できていない点ばかりを数え上げる失点方式になりがちです。

多くの場合、その背景には過去の体験があります。子どもの頃に何気なく言われた言葉、見た目について笑われた経験、褒められたときに条件がついていた記憶。そうした一つ一つが、見た目が良ければ価値があるという思い込みを心の中に作っていきます。その思い込みは大人になっても残り続け、気づかないうちに自分自身を厳しく監視し、安心することを許さなくなってしまいます。人にどう見られるかを基準に自分を測る癖は、心を常に緊張させ、休む余白を奪っていきます。

ルッキズムの悩みは弱さではない

外見のことで悩む自分に対して、こんなことで悩むのはおかしい、気にしすぎだと責めてしまう人は少なくありません。しかし、その苦しさには必ず理由があります。今まで周囲に合わせ、期待に応えようとし、空気を読み、傷つきながらも懸命に生きてきたからこそ、心が疲れてしまったのかもしれません。ルッキズムに悩むことは弱さではなく、それだけ真剣に人との関係や社会の中で生きてきた証でもあります。

外見を強く気にする人ほど、自分の内面にも厳しい傾向があります。失敗を許せない、弱さを見せられない、常にちゃんとしていなければならない。そうした姿勢は一見すると立派に見えるかもしれませんが、心の中では常に自分を追い立てています。少しでも基準から外れると、自分を責め、恥ずかしさや不安に飲み込まれてしまう。その繰り返しが、自分らしさを感じる余裕を奪っていきます。ルッキズムに向き合うことは、見た目の問題だけでなく、自分自身との関係を少しずつやさしいものに変えていく過程でもあります。

TKN心理サロンが目指している関わり

TKN心理サロンでは、ルッキズムの悩みを単なる考え方の癖として片づけることはしません。その人がどんな人生を歩んできたのか、どんな場面で苦しさが強くなるのか、どんな言葉が心に残っているのかを大切にしながら、安心できる空間で丁寧に話を聴いていきます。無理に前向きになる必要も、外見を好きになろうと努力する必要もありません。今感じている気持ちを、そのまま持ち込める場所であることを大切にしています。

カウンセリングでは、外見を気にしなくなることをゴールには設定しません。気にしてしまう自分がいるという事実を否定せず、その気持ちとどう付き合っていくかを一緒に探っていきます。完璧に受け入れられなくても、少し距離が取れるようになるだけで、心は確実に楽になります。誰かに評価される自分ではなく、自分自身が安心できる感覚を取り戻していくこと。それが結果的に、生きやすさにつながっていきます。

人に話すことで初めて、自分がどれだけ我慢してきたのかに気づく人もいます。外見のことで悩む気持ちは、とても繊細で、人に打ち明けにくいものです。それでも、言葉にして受け止めてもらう経験は、心にとって大きな支えになります。一人で抱え込まなくてもいいという感覚が、少しずつ自己否定を緩めていきます。

おわりに 見た目だけであなたの価値は決まらない

見た目だけで、あなたの価値が決まることはありません。そう頭ではわかっていても、心が追いつかない日があっても大丈夫です。長い時間をかけて身についた考え方は、すぐには手放せなくて当然です。無理に変わろうとしなくていいし、前向きになれなくても構いません。ただ、自分を責める言葉を一つ減らしてみる、自分を守る選択を一つ増やしてみる。その小さな積み重ねが、生きやすさにつながっていきます。

TKN心理サロンは、ルッキズムに疲れた心が、安心して立ち止まり、休むことのできる場所でありたいと願っています。今のあなたのままで、感じていることをそのまま話していい場所です。見た目に縛られてきた時間が長かった人ほど、自分に優しくすることに戸惑うかもしれません。それでも大丈夫です。ここから少しずつ、自分との関係を取り戻していくことは、いつからでも可能です。

 

自分に自信を持つ、そんな講座があります。自分軸を作る講座です。
自分軸で行動すると、周りが変わりますよ。
そんな知識が心理学です。体験講座では、心理学の基礎を伝えています。
一緒にお話しする中で、何かヒントになればいいな、っていつも思いながら
お話しています。

一度、学校を見に来て下さいね。

プロフェッショナル心理カウンセラー
金崎健二

↑

オンライン体験講座体験講座
オンライン講座
資料請求