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自分探しの旅

本当の自分がわからない」「自分が何をしたいのか分からない」「このままの人生でいいのか不安になる」。こうした思いを抱いたことはありませんか。多くの人が一度は感じるこの感覚を、人は「自分探しの旅」と呼びます。

しかし心理学の視点から見ると、自分探しとは遠くへ行くことでも、劇的に人生を変えることでもありません。本来の自分探しとは「今の自分を理解していく過程」のことです。

私たちは日常の中で知らず知らずのうちに周囲の期待に合わせて生きています。親が望む生き方、社会の常識、周囲の評価、人と同じであることへの安心感。その中で本当の気持ちを後回しにしているうちに、自分の感情や価値観が見えなくなってしまうのです。

本当は嫌なのに笑顔で合わせる。本当は不安なのに強がる。本当は休みたいのに頑張り続ける。こうした小さな積み重ねが、本来の自分との距離を少しずつ広げていきます。

だからこそ自分探しとは、新しい自分を作ることではありません。もともと自分の中にある気持ちに気づき、受け入れ、理解していくプロセスです。

TKN心理サロンのカウンセリングでも「自分が分からない」という相談は非常に多く寄せられます。悩んでいる人ほど「正しい答え」を探そうとしますが、人生に唯一の正解はありません。あるのは自分が納得できる選択だけです。

自分探しの旅とはどこかにある答えを見つける旅ではなく、自分の心の声を取り戻す旅なのです。


なぜ人は自分を見失ってしまうのか

ではなぜ私たちは自分が分からなくなるのでしょうか。その背景にはいくつかの心理的要因があります。

まず大きな理由は「他人軸で生きる習慣」です。私たちは幼い頃から「こうあるべき」「普通はこうする」と教えられて育ちます。周囲に認められることが安心につながり、自分の気持ちより評価を優先するようになります。

その結果、自分がどうしたいかよりも「どう思われるか」で選択する癖がつきます。気づいたときには、自分の本音が分からなくなってしまうのです。

次に現代特有の問題として「比較」があります。SNSの普及によって他人の成功や充実した生活が常に目に入る時代になりました。周囲と比べて焦り、自分の価値を見失う人が増えています。

また社会の変化の速さも影響しています。将来が予測しにくい時代の中で「確かな自分」を求める気持ちが強まり、自分探しを始める人が増えているのです。

つまり自分を見失うことは特別なことではありません。弱さでもありません。現代社会の中で自然に起こる心理反応なのです。


自分探しの旅で迷いやすい落とし穴

自分探しという言葉には前向きな響きがありますが、方向を間違えると逆に苦しさが増してしまうことがあります。

一つ目は「完璧な自分を探そうとすること」です。理想の自分を求めすぎると、今の自分を否定する気持ちが強くなります。しかし心理学では自己理解は自己受容から始まると考えます。今の自分を認めることなしに、本当の変化は起こりません。

二つ目は「環境を変えればすべて解決すると思うこと」です。転職、引っ越し、人間関係のリセットなどは有効な場合もありますが、心の問題は環境を変えただけでは解決しないことも多いのです。どこへ行っても同じ悩みを繰り返す人は少なくありません。

三つ目は「答えを急ぐこと」です。自分探しは短期間で結論が出るものではありません。焦るほど自分の本音を無視してしまい、かえって迷いが深くなります。

四つ目は「他人の正解を自分の正解にしようとすること」です。成功している人の生き方を真似ても、それが自分に合うとは限りません。大切なのは自分にとっての心地よさです。

自分探しとは劇的な変化ではなく、小さな気づきの積み重ねなのです。


本当の自分に近づくための心理的アプローチ

ではどうすれば本当の自分に近づけるのでしょうか。心理学的に有効とされるアプローチがあります。

まず大切なのは自分の感情に気づくことです。嬉しい、嫌だ、安心する、違和感があるといった感覚を丁寧に感じ取ることが出発点になります。感情は自分の価値観を教えてくれる重要なサインです。

次に自分の価値観を言葉にすることです。どんな時間が充実していると感じるのか、何をしているときに自分らしいと思えるのかを振り返ることで、自分の軸が見えてきます。

過去の経験を振り返ることも有効です。これまでの人生で心が動いた出来事には、その人の大切にしている価値観が表れています。嬉しかった経験、悔しかった経験、夢中になった経験を整理することで、自分の傾向が見えてきます。

また自分一人で抱え込まないことも重要です。人は自分のことほど客観的に見えません。誰かとの対話の中で新しい視点に気づくことがあります。

TKN心理サロンやLuanaの心理カウンセリングでは、安心できる環境の中で自分の気持ちを丁寧に整理していきます。無理に答えを出すのではなく、対話を通して自然に自分の方向性が見えていくプロセスを大切にしています。

「話すだけで気持ちが整理された」「自分の考えが初めて分かった」という声は多く、自分探しの旅の大きな助けとなります。


自分探しの旅の本当のゴールとは

最後に大切なことがあります。自分探しの旅には明確な終着点はありません。なぜなら人は成長し続ける存在だからです。年齢や環境が変われば価値観も変化します。

自分探しの本当のゴールは「自分を理解し続けられる状態」になることです。迷っても自分の気持ちに戻れること、自分の感情を大切にできること、自分の選択に納得できること。それが自分らしく生きるということです。

自分が分からないと感じる時間は決して無駄ではありません。それは人生をより深く生きようとしている証です。迷いは成長の入り口でもあります。

もし一人で悩み続けて苦しくなっているなら、専門家のサポートを受けることも大切な選択です。心理カウンセリングは特別な人のためのものではなく、自分らしく生きたいすべての人のためのものです。

自分探しの旅とは遠くへ行くことではありません。今ここにいる自分の心に戻る旅です。その旅を丁寧に歩むことで、人生はより豊かで意味のあるものへと変わっていきます。あなた自身の人生を大切にするために、自分の心の声に耳を傾けることから始めてみてください。

TKN心理サロンでは、自分を知ることに力を入れています。
心理カウンセラーは、自分を知ることが大切だからです。

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