自己肯定感
自己肯定感とは何か?心理学からわかる本当の意味と高める方法
「自己肯定感」という言葉を、最近よく耳にするようになりました。
テレビやSNS、教育現場でも頻繁に使われる言葉です。
しかし実際には、「自己肯定感とは何なのか」を正確に理解している人は意外と多くありません。
「自信がある人のこと?」
「ポジティブな人のこと?」
「自分が好きな人のこと?」
このようにイメージされることが多いのですが、心理学的にはもう少し深い意味があります。
そして実は、多くの人が「自己肯定感が低い」と感じながら生活しています。
仕事で失敗すると自分を責めてしまう。
人と比べて落ち込んでしまう。
自分には価値がないのではないかと感じてしまう。
こうした感覚の背景には、自己肯定感の問題が関係していることが多いのです。
この記事では、心理学の視点から「自己肯定感とは何か」をわかりやすく解説しながら、どのように高めていくことができるのかをお伝えしていきます。
もしあなたが「自分に自信がない」「人の目が気になる」「生きづらさを感じている」と感じているなら、きっとヒントになるはずです。
自己肯定感とは何か
自己肯定感とは、簡単に言うと「ありのままの自分を認める感覚」です。
ここで大切なのは、「できる自分」だけを認めるのではないという点です。
仕事ができるとき
人に褒められたとき
成功したとき
こうしたときだけ自分を認めるのは、本当の意味での自己肯定感ではありません。
心理学的な自己肯定感とは、
うまくいかないとき
失敗したとき
弱さが出てしまったとき
そのような自分も含めて「それでも自分には価値がある」と感じられる心の土台のことを言います。
つまり自己肯定感とは、
「自分を評価する能力」ではなく、
「自分を受け入れる力」なのです。
例えば子どもを想像してみてください。
子どもは転んだり、失敗したりしながら成長していきます。
しかし親が
「大丈夫だよ」
「よく頑張ったね」
「あなたはあなたでいいんだよ」
と受け止めてくれると、子どもは安心して挑戦できます。
この「安心して自分でいられる感覚」が、自己肯定感の土台になります。
なぜ自己肯定感が低くなるのか
自己肯定感は、生まれつき決まっているものではありません。
多くの場合、育ってきた環境や人間関係の中で形成されていきます。
例えば、次のような経験が続くと自己肯定感は下がりやすくなります。
「もっと頑張りなさい」
「なんでできないの?」
「○○ちゃんはできているのに」
このように、常に比較されたり否定されたりすると、人は次第に「自分はダメな存在なのではないか」と感じるようになります。
また、日本の文化的背景も影響しています。
日本では謙虚さが大切にされるため、
自分を褒めること
自分を認めること
に対して抵抗を感じる人が多いのです。
さらに現代社会ではSNSの影響も大きくなっています。
SNSには、
成功している人
幸せそうな人
キラキラしている人
ばかりが目に入ります。
すると無意識のうちに、
「自分はあの人より劣っている」
と感じてしまうのです。
この比較が続くと、自己肯定感はどんどん低下していきます。
自己肯定感が低いと起こること
自己肯定感が低い状態が続くと、心にはさまざまな影響が現れます。
まず起こりやすいのが「自分責め」です。
何かうまくいかないことがあると、
「自分が悪い」
「自分は価値がない」
と考えてしまいます。
また、人間関係にも影響します。
相手に嫌われることを極端に恐れたり、
相手の評価ばかり気にしてしまったりします。
すると本音を言えなくなり、心がどんどん苦しくなってしまうのです。
恋愛でも同じです。
自己肯定感が低い人は、
「こんな自分を好きになる人はいない」
と感じてしまい、相手に依存してしまうことがあります。
その結果、相手の顔色ばかりをうかがう関係になり、さらに自己肯定感が下がってしまうという悪循環に陥ります。
そして最もつらいのは、「生きていることそのものが苦しくなる」ことです。
自分を否定する思考が続くと、毎日がしんどくなってしまいます。
自己肯定感を高めるために大切なこと
では、自己肯定感はどのように高めていけばよいのでしょうか。
まず大切なのは、「自己肯定感は努力で作るものではない」という理解です。
多くの人は、
成功すれば自信がつく
頑張れば自己肯定感が上がる
と思っています。
しかし実際には、成功しても自己肯定感が低い人はたくさんいます。
なぜなら、自己肯定感は「結果」ではなく「感覚」だからです。
心理カウンセリングの現場では、次のようなアプローチがよく使われます。
まず、自分の感情に気づくことです。
人はつらいとき、
悲しいとき、
苦しいとき、
その感情を無意識に押し込めてしまいます。
しかし感情は、感じてもらえないと消えません。
むしろ心の奥にたまり続けてしまいます。
だからこそ、
「今自分はつらいんだ」
「悲しかったんだ」
と認めることが大切なのです。
次に大切なのは、「自分を責める言葉に気づくこと」です。
多くの人は無意識のうちに、
「自分はダメだ」
「また失敗した」
という言葉を自分にかけています。
しかしこの言葉は、心に大きなダメージを与えます。
カウンセリングでは、この内側の声を少しずつ優しいものに変えていきます。
例えば、
「失敗したけど頑張った」
「今日は疲れていたんだ」
と、自分に寄り添う言葉をかける練習をしていきます。
こうした小さな積み重ねが、自己肯定感を育てていくのです。
カウンセリングで自己肯定感は回復していく
自己肯定感は、一人で高めようとしてもうまくいかないことが多いものです。
なぜなら、自己肯定感が低くなった原因の多くは「人との関係」の中にあるからです。
人から傷つけられた経験
否定された経験
理解されなかった経験
こうした体験が積み重なると、心の奥に深い傷が残ります。
その傷を癒すためには、安全な人間関係の中で自分を表現することが大切です。
心理カウンセリングは、そのための場所です。
カウンセラーはあなたを評価したり否定したりしません。
あなたの話を丁寧に聴き、あなたの気持ちを受け止めます。
すると人は次第に、
「このままの自分でも大丈夫なんだ」
という感覚を取り戻していきます。
これはまさに、自己肯定感の回復そのものです。
大阪なんばにある心理カウンセリングサロンLuanaでは、表面的なアドバイスではなく、心の深い部分にアプローチするカウンセリングを行っています。
「なぜ自信が持てないのか」
「なぜ生きづらさを感じるのか」
その原因を心理学の視点から丁寧に紐解いていきます。
自己肯定感は、誰でも取り戻すことができます。
もし今あなたが、自分を否定してしまう苦しさを抱えているなら、一人で抱え込まなくても大丈夫です。
あなたの心には、まだ気づいていない大切な価値が必ずあります。
カウンセリングは、その価値を見つけるための時間でもあるのです。
TKN心理サロンでは、カウンセラー養成講座を行っています。
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プロフェッショナル心理カウンセラー
金崎健二

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