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'09 第12回 エサレン研修レポート

 

 

12回目のエサレン研修から「無事!!」?帰ってきました。
今年はこの言葉がピッタリです。

「新型インフルエンザ」の影響です。

出発する1ケ月前に発症して、

GWには国内感染も発生して、

研修が実際に行って良いのか?大変悩みました。

エサレンでは感染しない根拠のない自信がありますが、

前後の行程の中で感染しない保証は何処にもありません?

実際出発まで悩み続けました。
 

生徒の中にはキャンセルを余儀なくしてしまった者が2名いました。

そして通訳のトニーも息子さんが、

感染地区に住んでいる為にキャンセルになりました。

 

研修の通訳をどうするか?

今年は原点に戻って通訳なしで行くか?まで考えました。

エレンに相談すると、

昨年エレンのワークで一緒だった「レイ」が何と通訳を探してくれました。

それもロス在住の雅代さんという日本人を!

ついています。

何時もながら窮地に追い込まれると、

何故かしら「助け舟」が出て、

それも良い方に物事が進みます。

出発3日前の本当にギリギリのところで、本当にラッキーです。

また彼女が良くて、エサレン中はとても助かりました。

 

余談ですが、雅代さんを紹介してくれた「レイ」は

昨年エサレン研修に参加したうちの生徒と結婚して11月には子供まで産まれます。

縁というものはいろんな形で繋がるものですね!

 

勤務先に反対されながらも参加した者、

会社から渡航禁止命令が出た者は国内旅行に行くと嘘をついた者、

親には内緒で参加する者、

色取り取りでした。

(今年は旅行社が変わり添乗員も初体験になりました。

JTBから近畿日本ツーリスト:KNTのナガこと永友さんです。

ジンクスは生きていたようです!) 
 

いろいろな障害を乗り越えて、今年のエサレン研修への出発になりました。


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 エサレンは何も変わりません!

いつものエサレンです。

ただ自然があり、大いなるエサレンが私たちを受け入れてくれました。

 

到着すると間もなくエレンが現れ、みんなホッとした気分に似りました!
 

生徒達に大まかな案内と説明をすまし、いよいよワークの始まりです。

今年のワーク場は久し振りに「Huxley」です。 緊張の一瞬です。

問わ言え、なじみ深いエレンのワークですから

見る見るうちにワークメンバーに解け込み始めていきました。

もう、ここからはいつものエサレンです。

どんどんエレンのワークに引き込まれて行きます。

中には皆にうまく解け込む事が出来ず戸惑う生徒もいますが、あとは時間が解決します。


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今年は天気が悪く、「エサレンの青空」「満天の星空」を見る事が出来ませんでした。

生徒達に

「みんなが呑み込んでいる。

いろいろな感情を吐き出せたら、天気が良くなり星空が見れるよ!」と、

伝えていました。さぁ結果はいかに!
  

ワークが進むにつれ、生徒達の感情に変化が現れました。

特に「スエット・ロッジ」(内容に関しては、前年までのエサレン報告を読んでください。)

で一気に感情を吐き出してきました。

今まで呑み込んで、押さえてきた扉が開き大声で泣き叫んでいました!

芝生にうつ伏せになりながら!

芝生に、大地に身体の中の「毒」を吸い取られが如く!

 

「スエット・ロッジ」後は、まるで憑きものが落ちたように、

それまで小さい声しか出なかった生徒が、

しっかりした声が出せるようになってきました!

苦しい「スエット・ロッジ」を乗り越えて一つの壁が乗り越えたようです。
 


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この日の夕食は、恒例の「エレンを囲んでの夕べ」です。

他の外人ワークメンバーも加えての楽しい夕食です。

日本酒(エレンが好きなんです!)やワインも飲みながら、

ワイワイ!ガヤガヤ!楽しんでいると突然、

キッチンから「ハッピー・バースディ!トゥ・ユー!」と歌いながら、

巨大なケーキがやってきました!

エレンが私たちに内緒で用意をしていてくれたようです!

 

ありがとうエレン!でも誕生日の者は誰も居ません?

 

「今日みんなは、

スエット・ロッジで産まれ変わったんだよ!

ハッピー・バースディ!

All!おめでとう!」みんな感激でした!

 


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みんなの成果なのか、

この日の夜は厚い雲が途切れだし、

夜中には星空が出てきました!

みんなの祈りと頑張ったことが通じたようです。

ただ、満月に近い状況でしたので、

いつものように「満天の星空」とはいきませんでいたが、

それでも「流れ星」はしっかり見ましたよ!
 

 

スエット・ロッジをここ3年続けて行っています。

エサレン族の末裔の人たちがこの儀式を行ってくれています。

3年前のレポートでも書きましたが

 

「私たちは生かされている!

あらゆる生き物の命を頂き生きている!

その事に感謝をして生きていく。

先祖からも命を受け継いでいる。

先祖があるので今の私が居る。

受け継いだ命に感謝をし、

家族に感謝して今に生きよう。」

と伝えてくれます。

とても大切なことです。

私たちは決してひとりで生きている訳ではありません。

みんなの力により生きているのです。

命を大切にすべきです。

私を生んでくれた親に感謝をすべきことは理解できます。

でなければ今の私はありませんから!
 

 

この言葉に異論はありません!

納得もします。

しかし!

今年は、スエット・ロッジの後のフィードバックで、とうとう叫んでしまいました。

 

「確かに、先祖・親へ感謝は理解できます。

しかしその親の影響により、

自分らしく生きる事を悪いこととして、

親が喜ぶ事を良しとして、

苦しんでいる生徒達を私は見てきている。

その生徒達に、親に感謝をしろとは言えない。


私自身も親に苦しみ、

自分らしさを無くして人生を生きてきた。

私は自分を取り戻すために、

親を切った。

そのために私の家はバラバラになった。

旧家族には恨まれていると思う。

でも後悔はしていない。

今は私の家族を旧家族から守るので精一杯だ!

私の家族を、

旧家族からの影響に犯されることなく、

幸せに出来た時に、

新たに親と繋がる事があるだろう!

その時を信じて私は今を生きる。
 

 

決して、親は悪い影響だけを与えたのではない。

良い影響も与えた。

その良い部分を繋げていきたい!」

 

と叫んでいました。

この事は私のこれからのテーマでもあります。

 

エレンも私たちのエサレンへの捉え方を、

新たに理解してくれたと信じています。

 


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新たなスタートです。

これからの私の方向性にも腹が据わりました。

生徒達にもこの壁を乗り越えて貰えるように関わっていきます。
 

 

ワーク中のフィードバックで「先生は私の第2のお父さんです。」といった生徒がいます。

確かに学校では「生徒達のお父さん」です。

エレンからも言われていました。

 

ワークの外人メンバーからは

「学校には何人生徒がいるのかい?」と言われ

「今50人ぐらいかな!」とと答えると、

「50人の父親かい!素敵だね!頑張れ!生徒達の為に!」を言ってくれました。

嬉しい言葉です。

 

私の肩には、お父さんとしての生徒達の期待が乗っています。

(通りで、このところ方が重たくて仕方がなかったのですが!)

しっかり、受けなければなりません!

頑張るぞ!(実の娘も二人いているのにね)
 

 

今年も、エサレンフレンドにいっぱい遭いました!

エサレンはいつも迎え入れてくれます!

今年もいっぱいエサレンパワーをもらいました。

 

又来年のエサレンに向かって頑張れます。

来年は、ちょっと時期をずらして、11月21日からになります。

感謝祭にもぶつかり、また違ったエサレンが体験できると思います。

また15年来の友人の「ルシア」と来年はエレンと一緒にワークをしてくれそうです。

パワフルなダンスでまた違ったワークが体験できると思います。
 

来年、エサレンを目指す人は今から準備を始めて下さい。
 

エサレン・プロジェクトは、も既にスタートをしています。


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PS:エレンのアシスタントであるマイケルが

「私の家に来てくれ。招待する。これがその招待状だ!」と言ってこの地図をくれました。

心熱き男です!

いつの日か訪ねていきたいね!


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