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エサレンの種

早いもので、エサレンから帰ってきてもう1ヵ月が経ちました。

あの夢のような時はなんだったんだろうな?と思います。

 

ゆっくりとした時間、

人の優しさ、

包まれる思い、

まるで心が洗い流され、

素直な自分を取り戻したように思えて帰国しました。

 

が、日常生活に流され、いつの間にやらもとの性格に戻り、

エサレン前と同じ事をしている自分に気づかされます。

時には、「何だ私は何にも変わっていないのか?あれは夢だったのか?」と思うかもしれません。

でも、少しもがっかりする必要は無いのです。

以前ワークショップ・リーダーの「ノエル・マップステッド」が言いました。

「私たちが生きてきた人生を、たった5日間のワークで変われることはないのだ、

2・3年かけてゆっくり変われば良いのだ。

大きく変化するとかえってそのギャップが強く苦しく逃げ出してしまう。

その人のペースゆっくり変化をすれば良い。」

 

みんな、すぐに楽になることを願います。

誰もが。自分の中で変化してきた事を十分に納得して受け止めていくことが大切です。

毎年、エサレン研修に参加した人たちに対し最終日に伝えます。

「みんなの心の中には、エサレンの種が入った。

その種を日本に帰って日常の世界で芽を出し、花を咲かせて欲しい。

決して腐らさないように。

人によってすぐに芽が出て、花が咲く人もいる。

また何年か後に花咲く人もいる。

決して早い遅いはない。

それが、その人にとって必要な時間なのだ。

そして花を咲かせる力は、みんなの心の中に備わった。

そのことを信じて花を咲かそう。

ここまで頑張ったのだから。」

 

現に研修帰国後、みんな時間の前後はあれど「自分らしく生きる」事を目指し一歩いっぽ、歩んでいます。

今までの参加者が証明しています。

 

「自分を信じて」

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