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大阪なんばのカウンセラーの学校:不登校で悩む親へ

花

不登校に悩む親御さんへ:一人で抱え込まないで。段階ごとに心に寄り添う関わり方とサポート

子どもが「学校に行きたくない」と言い出したり、朝起きられなくなったりしたとき、親としての動揺や不安は計り知れないものがあります。

「私の育て方が悪かったのだろうか」 「このまま将来はどうなってしまうのだろう」 「なんとかして学校に行かせなければ」

こうした焦りや罪悪感、孤立感に苛まれ、夜も眠れない日々を過ごされている親御さんも少なくありません。

まずお伝えしたいのは、「あなたは決して悪くない」ということです。そして、不登校は決して「挫折」や「終わり」ではなく、子ども自身が立ち止まり、自分らしさを再発見するための大切な「充電期間」でもあります。

TKN心理サロンでは、これまで数多くの不登校に悩むご家族と向き合ってきました。この記事では、不登校のお子さんを持つ親御さんの心の葛藤に寄り添いながら、不登校の経過をいくつかの「段階」に分けて、各時期における子どもの心理状態と、親としての具体的な関わり方について詳しく解説していきます。

第1章:不登校に直面したとき、親の心が揺れるのは当然のこと

子どもが突然学校に行かなくなると、親の心にはさまざまな感情が嵐のように押し寄せます。

1. 親が抱えやすい「4つの感情」

1、罪悪感・自責の念 「もっと早く話を聞いてあげていれば」「厳しく育てすぎたのかもしれない」と、自分自身を責めてしまう感情です。

2、将来への強い不安 「勉強が遅れてしまう」「社会に出られなくなるのではないか」と、見えない将来に対する恐怖が膨らみます。

3、周囲の目に対するプレッシャー 「近所や親戚にどう思われるか」「学校の先生にどう説明すればいいか」という外部からの視線にストレスを感じます。

4、無力感と孤立感 「何を言っても子どもに届かない」「誰もこの苦しみを分かってくれない」と、暗闇の中に一人取り残されたような感覚に陥ります。

2. まずは「親自身のケア」から始めましょう

子どもを支えるためには、まず親自身の心が安定していることが何よりも大切です。飛行機のアナウンスでも「緊急時はまず保護者が酸素マスクを着用し、そのあとでお子様を助けてください」と言われるように、親自身が息切れしていては子どもを支えることはできません。

悩んでいる自分を否定せず、「私も不安なんだな」「よく頑張っているな」と、まずはご自身の感情を温かく受け止めてあげてください。

第2章:不登校の4つの「段階」とそれぞれの心理・関わり方

不登校のプロセスは、一直線に進むものではなく、波のように行きつ戻りつしながら変化していきます。一般的には以下の4つの段階(前兆期・混乱期・停滞期・回復期)に分けられます。

各段階における子どもの状態と、親として意識したい関わり方を見ていきましょう。

【第1段階】前兆期(葛藤期)

学校に行こうと葛藤している時期です。心身の限界を感じつつも、周囲の期待に応えようと無理を重ねています。

子どもの状態・サイン

1、身体症状が出始める(朝の腹痛、頭痛、発熱、倦怠感、吐き気など)

2、朝起きてこられない、または身支度に異常に時間がかかる

3、行き渋りや、登校直前のパニック・涙

4、イライラしやすくなる、無口になる、反抗的な態度が増える

親の気持ち

「ただの怠けではないか」「少し背中を押せば行けるのではないか」という迷いや戸惑いが強く生じます。

この時期の関わり方のポイント

「学校に行く・行かない」よりも「体と心のサイン」を優先する

  1. 身体の訴えを否定しない 「熱がないから行きなさい」「気のせいでしょう」と突き放すのではなく、「お腹が痛いんだね」「つらいね」と受け止めます。症状は心が発している悲鳴です。

  2. 無理に聞き出そうとしない 「なんで行きたくないの?」「学校で何があったの?」と詰め寄ると、子どもはさらに心を閉ざします。「何か困っていることがあれば、いつでも話してね」という姿勢を示しましょう。

  3. 休む選択肢を肯定する 限界に達している場合は、無理に行かせることで深傷を負うことがあります。「今日はゆっくり休もうか」と安心感を与える言葉をかけてあげてください。

【第2段階】混乱期(初期・激動期)

いよいよ学校に行けなくなり、子ども自身も「行けない自分」に激しいショックと罪悪感を抱いている時期です。

子どもの状態・サイン

1、自宅で引きこもる、自室に閉じこもる

2、激しい情緒不安定(突然怒り出す、泣き出す、物に当たる)

3、昼夜逆転生活の始まり(夜の方が心が安らぐため)

4、「死にたい」「自分なんていなくなればいい」などの否定的な言動

親の気持ち

「本当に学校に行かなくなってしまった」という絶望感やショックがピークに達します。焦りから無理やり登校させようとして、激しい衝突に発展することもあります。

この時期の関わり方のポイント

安全基地としてエネルギーの漏洩を防ぐ

  1. 刺激を避け、休養に専念させる この時期の子どもの心は「エネルギーがゼロ」の状態です。説教やアドバイス、将来の話は一切届きません。まずは徹底的に休ませることが最優先です。

  2. 子どもからの発信を黙って受け止める 子どもがイライラや愚痴を吐き出してきたら、反論や正論で返さず、「そうか、それくらいつらかったんだね」と、感情の波をそのまま受け止めます。

  3. 日常の会話を大切にする 学校や勉強の話は避け、「ご飯食べる?」「今日暑いね」といった他愛のない日常のやり取りで、家庭内の緊張を和らげます。

【第3段階】停滞期(安定期・充電期)

激しい混乱が落ち着き、一見するとおとなしく家で過ごせるようになる時期です。しかし、心の中では依然として自分自身との対話や葛藤が続いています。

子どもの状態・サイン

1、気持ちが安定し、家で穏やかに過ごせる時間が増える

2、ゲームや動画、漫画、趣味に没頭する(現実逃避とエネルギー回復の役割)

3、学校や将来の話になると、会話を避けたり表情が曇ったりする

4、外出を怖がる、家族以外との接触を嫌がる

親の気持ち

子どもが家でゲームばかりして楽しそうに見えると、「元気なら学校に行けるのでは?」「怠けているだけでは?」とイライラや焦りが再燃しやすい時期です。

この時期の関わり方のポイント

焦らず見守り、「そのまんまの子ども」を承認する

  1. 好きなこと・趣味を肯定する ゲームや動画鑑賞は、外部の刺激から身を守り、エネルギーを溜めるための「命綱」であることも多いです。「またゲームばかりして」と奪うのではなく、「それが好きなんだね」と肯定的に見守りましょう。

  2. 小集団や家の中での役割を作る 「お皿出しを手伝ってくれた」「ゴミ出しをしてくれた」など、小さなことでも感謝を伝え、「あなたはこの家に必要な存在だ」という自己有用感を育みます。

  3. 親子で「学校以外の世界」の存在を知る 親自身がフリースクールや通信制高校、地域のサポートセンターなどの情報を集め始めると良い時期です。ただし、子どもに押し付けるのではなく、「こういう選択肢もあるよ」と親の心の中にゆとりを持っておくための準備として行います。

【第4段階】回復期(動き出しの時期)

十分にエネルギーが溜まり、少しずつ「これからどうしようか」と外の世界へ視線が向き始める時期です。

子どもの状態・サイン

1、自発的に勉強を始めたり、部屋の掃除をしたりする

2、昼夜逆転が自然と改善され始める

3、「学校の様子はどうかな」「友達はどうしているかな」と口にする

4、外出(散歩、買い物、習い事など)ができるようになる

親の気持ち

「やっと動いてくれた!」と嬉しくなる反面、「また後戻りしたらどうしよう」という不安も同時に抱きます。

この時期の関わり方のポイント

子どものペースを尊重し、スモールステップを応援する

  1. 親が先走りすぎない 子どもが「学校に行ってみようかな」と言ったからといって、すぐに「明日から毎日行こう!」と期待を膨らませすぎないことが大切です。「一時間だけ行ってみる」「別室登校から試す」など、子ども主体のペースを守ります。

  2. 三進一退を受け入れる 回復期には必ず「行こうと思ったけれど、やっぱり朝起きたら行けなかった」という日があります。これは後戻りではなく、挑戦している証拠です。「今日行けなくても大丈夫。また行きたくなったときに行けばいいよ」と温かく声をかけましょう。

  3. 結果ではなく「プロセスの挑戦」を褒める 「学校に行けたこと」そのものではなく、「行こうとして制服に着替えたこと」「悩んだ末に自分の気持ちを言えたこと」など、そのプロセスや勇気を承認してあげてください。

第3章:家庭でできる「寄り添い」と「コミュニケーション」のコツ

不登校のプロセスを通じて、親御さんが意識したい日常の関わり方のヒントをまとめました。

【親子のコミュニケーションのコツ】

・「説得」ではなく「傾聴」
  ×「こうしなさい」「こうするべきだ」
  ○「あなたはそう感じているんだね」

・「学校」中心から「本人」中心へ
  ×「学校に行けるかどうか」
  ○「子どもが今、笑顔で過ごせているか」

・「Iメッセージ(私メッセージ)」で伝える
  ×「(あなたは)なんで勉強しないの?」
  ○「(私は)あなたが元気に過ごしてくれると嬉しいな」

 

1. 「学校に行けないこと」よりも「命と心の健康」

学校は社会性を育む大切な場所ですが、人生のすべてではありません。子どもにとって最も大切なのは「生きていること」「自分を大切に思えること(自己肯定感)」です。

「学校に行かない=人生の落選」という固定観念を一度手放し、「この子は今、自分の人生を懸命に生きようとして休んでいるんだ」という視点を持つことで、親の心にもゆとりが生まれます。

2. 親子の境界線(バウンダリー)を保つ

子どもの苦しみを見て「自分が代わってあげたい」「どうにかしてあげなきゃ」と思い詰めるのは、親として当然の愛情です。しかし、不登校という課題を乗り越えていくのは、最終的には「子ども自身の力」です。

親の課題(自分の不安の解消)と、子どもの課題(自分の人生の選択)を切り離し、「子どもには自分の力で乗り越える力がある」と信じて見守る姿勢が、子どもの真の自立につながります。

第4章:一人で悩まず、専門機関や心理カウンセリングを頼ってください

不登校の悩みは、家庭内だけで解決しようとすると、どうしても煮詰まってしまいがちです。

1、子どもとの接し方が分からず、毎日喧嘩になってしまう

2、親自身のメンタルが限界を迎えている

3、子どもの将来の選択肢について具体的な相談がしたい

このようなときは、決して遠慮せず、外部の専門機関やカウンセラーを頼ってください。

TKN心理サロンが大切にしていること

TKN心理サロンでは、不登校のお子さんご本人のカウンセリングはもちろんのこと、「親御さんへの心理的サポート」を非常に重視しています。

親御さんがお気持ちを吐き出し、心の重荷を下ろせる「安全な場所」をつくること。そして、お子さんの段階や性格に合わせた具体的な関わり方を、専門的な視点から一緒に考えていくこと。

親御さんの心が温かく満たされ、笑顔を取り戻すことこそが、お子さんにとって最大の「充電器」となります。

明けない夜はありません

不登校という出来事は、ご家族にとって本当に苦しく、終わりの見えないトンネルのように思えるかもしれません。

しかし、立ち止まった時間があったからこそ、見えてくる子どもの優しさや強さ、家族の深い絆があります。不登校を経験した子どもたちは、自分と深く向き合った分、人の痛みがわかる、しなやかで優しい大人へと成長していきます。

焦る必要はありません。遠回りに見えても、一歩ずつ、お子さんのペースで歩んでいけば大丈夫です。

今、苦しみの渦中にいるあなたとご家族が、少しでもホッと息をつける時間が増えますように。TKN心理サロンは、いつでもあなたの味方として、寄り添い続けます。一人で抱え込まず、どうぞいつでもご相談ください。

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プロフェッショナル心理カウンセラー
金崎健二


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