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貸し出し本:神経症③

先日、ニュースで公立図書館の本が

28万冊返却せれていない事が流れていました。

被害金額約4億円との事!

 

何気ない、「たった一冊」が積み重なった結果だと思います。

当事者にとっては、何の罪の意識もないと思います。

でも犯罪です。「窃盗罪」

 

私の学校も、今まで私が読んできた心理関係の本を、生徒対象に貸し出しをしています。

なかには話題書(「夢をかなえるゾウ」もあります)や、コミックもあります。

ただ見方を変えれば、みんな「こころ」に関係してくる本ばかりです。

少しでも、生徒さん達の「気づき」になればと思い貸し出しています。

いろいろな角度から見ていくことも大事です。

 

 

ところが、帰って来ない本が年に数冊出てきます。

(図書館ほどではありませんが!)困ったことです。

返却しない生徒にとっては「たかが一冊」ですが、

私にとっては「大切な一冊」です。

返却しない人も、なにも悪気はないことはわかります。

私どもの生徒ですから!

本当に返すタイミングを忘れ、

ズルズル時間が経ってしまい、

学校に来なくなってしまったケースが、ほとんどと思います。

「悪いなぁ!」と思いながらと思います。

なかには「その一冊」により、

学校と繋がりを持とうとしている生徒もいると思います。

 

確かに「たかが一冊」です。

ひろい心で受け止めて「罪を憎んで、人を憎まず!」の心で、

新しく買い揃えばいいことです。(現に何冊かを貸し揃えています。)

しかしながら、「心理学の本」はあまり売れないので「増刷」があまりまりません。

「一版」で製作が終わってしまうことが多いのです。

 

よく生徒さんには「心理学の本は欲しいと思った時に、買うように。

次に買いたいと思ったときには、無くなっている時が多いよ。」言っています。

もう手に入らない本も多くあります。

現に、ユーズドでプレミヤガがいている本も多くあります。

その意味では、大切な貴重な本たちです。

結果、「その本」がなくなってしまいました。

他の生徒さん読みたくても、

読めなくなってしまった事に気づいていません。

迷惑を掛けている事に気づいていないのです。

 

これも「神経症(質)」のなせる業です。

 

「その本」を戻さないことに対し、当然「罪」の意識はありません。

返却するつもりで居るのですから。

間違いない気持ちです。

信じています!

でも返却しないことにより、

どれだけ、他の人に迷惑をかけている事に、気づきがないのです。

結果、関係が切れてしまうことになります。

学校にも来れなくなってきます。

 

自分で招いている「トラブル」で、

時には対人関係までも壊します。

 

 

私たちは、気付かないところで「対人関係」を壊してしまう、

時には今まで築きあげた「信用」を無くしてしまう事があります。

気を付けねばなりません。

何気ない「ちょっとした事」にも!

私も含めて!
 

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