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’09 エレン・ワークショップのテーマ:恐怖からの解放

もう間もなく、今年のエレンワークショップが始まります。

今年のテーマは「恐怖から解放」です。

ここ数年間、「恐怖」をテーマに行っています。

今年はその集大成として「恐怖を受け入れる」事を目指したいと思っています。
 
 

少し長いですが、読んでみて下さい。

 

Dancing from Fear to Freedom

 

今年の「Ellen Watson・ワークショップ」のテーマは「恐怖からの解放です」

私たちは「恐怖」と言う名のもとに、自分自身を見失っています。

自分の悲しみを表現する

自分の苦しみを表現する

自分の怒りを表現する

自分の喜びを表現する

自分の意見を発言する

自分らしい行動をする

自分らしく生きる

等を、「恐怖」と言う名のもとに、

押さえ込んでいます。

もし吐き出せば、「悪い子」になります。

嫌われるという事は、生きていけないからです。

幼い時に、たった二人(両親)の人に嫌われたくないが為に、

自分のこころを「封印」しました。

その結果が、現在の対人関係において「総ての人に嫌われたくない」と言う思いになっています。

嫌われないようにするために!

 

「自己評価セミナー」より

 

人は共生動物である。

人に受け入れられたいと思い、人から受け入れられない事に恐怖する。

又、人から存在を認められ、

愛されたいと思う。

そのためだったら、相手に屈従することまでしてしまう。

 

人は共生動物である。

 社会の規範からはずれると、恥ずかしくなる。

しかし、あらゆる社会の規範に完璧に従おうとしたら、何もできなくなる。

 

人は共生動物である。
    

他人の事が気になる。

しかし、いつも自分と他人とを比べて、

落ち込んだり、

優越感に浸っていたりしたら、

人間として成長できなくなる。

他の人を受け入れ、信頼し、許そう。人に優しくし、寛大になり、感謝の気持ちを持とう。

そうすれば「自己評価」はよくなる。

「自己評価」は愛を好むものだ。

そして、人々の中に居場所を見つけよう。

 

 人に受け入れられないことの危険

① 自分を受け入れなくなる:人から好きになってもらえないのに、どうして自分が好きになれるのか? 

② 自分に不利益な行動をとる:「攻撃的な行動、孤立する行動」を取り、

               自分の為にならない行動をとり、ますます受け入れられなくなる状況に陥る

③ 頭の働きが悪くなる:フリーズ

④ 感情に影響が出てくる:「悲しみ、怒り」などの強い感情が引き起こされ「屈辱、後悔恨み」など、

             ネガティブな感情が続く。長期間続くと、感情がすり減って「生ける屍」
   
 人から受け入れられない恐怖と闘う

     

人は「共生動物」である。

人は集団の中でしか生きられない。

「排除」されるという事は「死」を意味する。

それゆえに

「恐怖」という警報が鳴る。
    

「恐怖」を感じることにより、

人から受け入れられるように、

相手に合し自己評価を下げる。

私たちは「恐怖」をDNAの中に組み込んでいます。

ひとりになることへの「恐怖」を。

親に見捨てられる事への「恐怖」を。

親は、「恐怖」を使い、子供をコントロールします。

「どうして、親の言う事を聞かないの!」

「あなたなんか嫌いよ」

「もううちの子ではない」

「口ごたえばっかりして」

「こんなに愛情をそそいでいるのに、恩知らず」

「親を見捨てる気」etc

 

私たちは、「自分らしく生きる。今に生きる」事を目指すと「恐怖」を感じます。

カウンセリングの勉強を通して、

自分を見つめ直し、

頑なに閉ざしてきた「こころの鎧」を脱ぎ棄て、

自分らしく生きる事を求めて頑張ってきました。

しかしながら、

あと一歩という処までくると、

足踏みをしてしまい、

前に進む事を「良し」としなくなります。

一歩踏み出す事に「恐怖」を覚えます。

 

今回のワークを通して、

今まで飲み込んでいた感情を吐き出し、

こころの解放・自由を取り戻す事を「ムーヴメント・ダンスワーク」で行います。

Ellenのもとワークを進めていくうちに、少しずつ「感情」が湧いてきます。

「悲しみ、苦しみ、恨み、妬み、嫉妬、怒り」などが。

しかし、ある程度の感情が湧きあがってきた時に、

またその感情を抑え込もうと無意識に「こころ」が動きます。

「恐怖」が私たちを襲ってくるのです。

「親の影」と共に。

幼い時に植え込まれた「恐怖」甦らし、

「感情」を「鵜呑み」にしようとします。

ここで、踏み止まって欲しいのです。

今、ここにその恐怖は存在しないのです。

過去を思い出し、過去に捉われているだけなのです。

自分自身が、

過去に経験した事により、

体得してしまった「恐怖」に縛られています。

 

「今、ここに親は居ません」

幼い時の事を思い出し、

恐怖に慄いているのです。

自分で「恐怖」を産み出しているのです。

ここに「恐怖」は存在しません。

 

「恐怖」から逃げだせば、

「恐怖」は追いかけてきます。

どこまでも。

あなたが逃げる限り。

「恐怖」力を増大させて、

どこまでも追いかけてきます。

今、「恐怖」を産み出して、

感じて怯えているのはあなた自身です。

そのあなた自身を「あるがまま」受け入れましょう。

「恐怖」を感じている、自分自身を受け入れるのです。

「恐怖を感じているのが、今の私なのだ」と受け入れる事が出来た時、

「恐怖」から解放されます。

そして「恐怖」を受け入れた自分が産まれた時に

「恐怖」はあなたの「勇気」になり、

「希望」になります。

 

さあ、みんな勇気をもって

「想像の化け物:恐怖」に向き合いましょう。

そして「夢を希望を」手に入れましょう。

今回のワーク中にエレンは

「親や先祖に感謝をしよう。私たちは命を貰い生きている。生かされている」と皆んなに伝えるかもしれません。

確かに私たちは

「あらゆるものの命を貰い、生きています。親、先祖がいる事により、今の私たちが居る。」事に間違いはありません。

「命のリレー」があるからこそ、

「今の私」が居るのです。

親に感謝する事に、間違いはありません。

ネイティブ・アメリカンの考えと同じです。

しかし、私たちはその親により苦しんでいます。

その苦しめられている親に感謝、許す事は出来ません。

もし、そんな事をすれば又、自分の気持ちに嘘をつかなければなりません。

二重に苦しまなければなりません。

 

「許す事を許すなかれ」

本当に心の底から許す事が出来るならば、構いません。

出来ないならば、今は許す必要はありません。

親が悲しんでいる姿を見て、

許す必要はありません。

これも「恐怖」と同じ力を持っています。

正直に言って親も被害者です。

「親の親」からの。

しかし被害者が加害者になってはいけないのです。

親は、知らないうちに加害者になってします。

親も被害者なのに、

この度は子供から責められて、

二重の苦しみを味わいたくない故に、

子供を責めるのです。

「恐怖」を使えば、自分が責められずに済むからです。

決して、親は悪いものだけを私たちに送ったのではありません。

良い事も一杯送ってくれました。

良いものに対しては「感謝」しましょう。

但し「悪いもの」に関しては自分から排除して、

次の世代には「良いもの」を送っていきませんか!

今回Ellenが「親への感謝」を伝えてきた時には、このように解釈をしてください。

 

「恐怖」からの解放を目指すために

「今の私」を受け入れる事をワークでがんばりましょう。

みんなが仲間です。

決してあなたは「ひとり」ではありません。

信頼できる仲間が目の前に居ます。

「仲間」を信じて「恐怖」と向き合いましょう。

参加者は「恐怖を受け入れる」ために頑張ります。

 

「自分を取り戻す」ために!

成果を期待してください。

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