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所長のカウンセリングアドバイス:ただそこに居てくれる存在感

ただ、そこに居てくれる存在感!

これは、カウンセラーとしてのテーマでもあります。

ただ、そこに居てくれているという、「安心感」が

私達は、癒されます。

私が、見る事ができなくてもいい!

私が、話し掛けれなくてもいい!

私の事を見てくれなくてもいい!

私の問いかけに何も言わなくていい!

私の話をたとえ聴いてくれなくてもいい!

ただそこに居てくれるだけで、何となくホッとする安心感!

この存在が、「家族」であり「家」であります。

私がこの事を実感したのは、父親が死んだ時です。

40年前、父親は「食道がん」の大手術のお陰で寝たきりになりました。

家族が皆で看病をしました。

最後は、自分では何もできない状態でした。

全身麻酔で「気道切開」をした関係で、

声が出にくくなり、最後はほぼ出なくなっていました。

自分の力で、何も出来ない、トイレも出来ない状態でした。

話し掛ける事、目を合わせる事が体力を奪うので、話も出来ませんでした。

ただ、そこに居てるだけ。

でも父親は存在していました。

本当に、父親が死んでもそこに「亡骸」がある限り、父親は存在しました。

そこに、父親が居たのです。

語りかけても、返事が無い。

見ても見返して来ない。それでもそこに居ました。

父親を棺に移し、担いでお寺に運びました。

その瞬間から、父親が居なくなりました。

家に居なくなったのです。

心の中にぽこっと「穴」が空きました。

ただ、居てくれているという存在感が、

私を安心させていました。

大きな存在でした。

今は、女房が私の

「ただ、そこに居てくれる存在感!」で居てくれています。

 

今、私は娘達に、この存在感を与えているのでしょうか?

何があっても、安心できる。

辛い時、

悲しい時、

苦しい時、

淋しい時、

潰れそうになった時、

嬉しい時、等色んな時、

ただそこに居てるだけで安心できる存在感を、

私は、娘達に感じさせているのでしょうか?

私としては感じさせているつもりですが、

娘達が実感してくれているかは、

娘達でなければ分かりません。

答えが出る時は、

私が死んだ時かもしれません。

「ただ、そこに居てくれる存在感!」になれる様に

頑張ります。

そして、「TKN心理サロン」とい存在が、

あそこにあるだけでいいんだ。

頼る必要はないんだ。

ただ、そこにあるだけで。

みんなの

「ただ、そこに居てくれる存在感!」と成れる様に

努めます。

 

ピンクの蓮1

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