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所長のカウンセリングアドバイス:クライエントは被害者
2017.10.10
カウンセリングに於いて
クライエントは被害者です。
こころがピュアで優しいが故に、傷つき易く苦しみます。
先ずは、心の傷を癒やことが先決です。
やがて、傷が癒えれば歩き出す。自分らしく生きるために。
カウンセリングの流れです。
でもこの流れが途中で、
「私は貴方のお陰でこんなに苦しい!
だから、私が楽になれるように、貴方が変われ」
「傷ついた私なのだから、私は変わる必要が無い」
と、相手を責めだすことがあります。
怒りが爆発したり、トラブルが増大します。
自分は悪くないのだ、相手が悪いのだ。
その為に私は苦しいのだと、エスカレートしてきます。
これも、心の傷がなせる技です。
本人は、無意識の中で自分の問題点を気づいているのですが、
どうにも、ブレーキが利きません。
ただ、相手や周りの人から見れば
「わがまま」としか写らないのです。
結果、対人関係が悪化します。
いつの間にか
被害者が加害者に移っていることがあります。
また、この感情を抑えこんで
自罰傾向に進む方も多くおられます。
こころの奥底で叫んでいます。
「私のことを分かって。
見捨てないで。
愛してね!」と。
幼いときにの「受け止めて貰いたい」の叫びです。
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