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【心理カウンセラーになるために】第1回:聴く力
2022.09.08
聴く力
クライエントは話を聴いてくれる人を捜し求めています。
聴いて欲しいのです。
話を聴いて貰えるだけで癒やされます。
こころが落ち着き、整理が付きます。
「聴いて貰えた」
「分かって貰えた」との安心感や悩みから、解放されます。
人は、聴き受け止めてくれる人を捜し求めています。
聴きかた
聴く力は、カウンセラーの命です。
聴く事が出来ない人はカウンセラー失格です。
でもこれが難しい!
カウンセラー泣かせです。
漢字で「きく」は色々あります。
「訊く」
これは、聞き糾すです。クライエントの話を訊きながら自分の考えを押しつけている状態です。
カウンセラーとしては、論外です。
「聞く」
これは、クライエントの話をただ聞いているだけです。
極端に言えば、聞き流しているだけです。
表面上の話ししか聞いていません。
初期のカウンセラーが陥る、落とし穴です。
「聴く」
クライエントの話を聴き、受け止める。
クライエントが無意識の中で叫んでいる声を聴き受け止めるです。
カウンセラーに必要とされる「心の声を聴く」です。
カウンセリング
クライエントは悩み苦しみ振り回されています。
その悩みの問題は、自分の中で作りだした問題です。
故に、問題の答えも自分の中にあります。
カウンセラーは悩みを聴き、謎を解き、答えを見つけます。
その答えを、クライエントが自分で見つけ出して様に関わるのがカウンセリングです。
カウンセラーは喋りません。
ただ聴くだけです。
悩みの中に隠されている「キーワード」探します。
キーワードとキーワードを結びつけ
こころの奥底にある「悩みの根っこ」を見つけます。
カウンセラーの力量の差が出ます。
同じ悩みを聴いても「心の声」が聴けるカウンセラーと聴けないカウンセラーがでます。
カウンセラーは「聴く力」を身につける訓練が常に必要です。