心理カウンセラー資格・悩みの謎解き:自己肯定感の危うさ
自己肯定感の危うさ
昨今、自己肯定感という言葉が注目を浴びています。
拘りすぎて、本当の自分を見失っていませんか?
本当の私って誰でしょう?
普段、目に付く欠点・短所に否定してダメ出しばかりするよりも、無意識の中に眠っている長所にスポットを当て、高め自信にする事により自己肯定感を高める事に意識しすぎていませんか?
その結果、自己肯定感に拘ってしまい、自分の事が分からなくなり却って、自分に自信を持てなくなっていませんか?
私達は、長所と短所の両方あって、私なのです。
自己肯定感
自己肯定感を持てないから自信を持てない、自己肯定感を持てない故に他者評価が気になる、自分の中に隠されている力にスポットを当て、能力を高めよう・・・等々。自分自身をよく知り、自分自身を認めて、自分らしく生きていこう。他者評価ではなく、自己評価で生きていこう!
自分自身に自信を持つことが大切だと言われています。他者評価ではなく自己評価から自分自身に自信を持とう。
ネガティブな捉え方から、ポジティブの捉え方に変えていき、自分らしく生きていこう!は、とても良い物事の捉え方です。人生観も変り、対人関係も良くなり、仕事にも自信が湧いてきます。
自己肯定感が上手く持つベースは、親からの承認・賞賛と失敗経験から成功体験の導きから来ます。
光と影
本当の自己肯定感が何なのか分からない状態で、自己肯定感を持てなければ、ダメなんだと思い込んでいませんか?
結果、自分の弱点を否定し、長所だけを認め、強調しようとしいないでしょうか!
光は、影があってこそ存在が出来ます。逆に影が消えれば光も存在できないのです。
私達も、長所と短所があってこそ「私」なのです。
長所だけでは生きていけません。
自己肯定感ばかりを求めていたら、そのことに拘りすぎてしまい、出来なかった自分にダメ出しをしてしまいます。
自己肯定感も時には持てなくて、弱い欠点だらけの私も認めてあげる事も自己肯定感に繋がります。こちらの方が、本当の自分を認めているので「真の自己肯定感」になります。