心理カウンセラー資格・悩みの謎解き:創立29年・心の居場所
創立29年
TKN心理サロンも11月3日に「創立29年」を迎えました。
月日が経つのは早いものです。東大阪布施の地で産声を上げ、T(Touch)K(Kind)N(Natural)「自然にあなたのこころにふれあいたい」「心のドアを優しくノックする」の思いでここまで来ました。早いものです。いろんなことがありました。スタート時はこの世界はまだまだ認知されていないのが現状でした。
当時「地下鉄サリン事件」があった影響もあり、テナント1つ、貸してもらえません。広告1本、打てない状況でした。ただ、同じ年に阪神大震災があり、心のケアを高らかに訴えられていたのに、いとも簡単に吹っ飛んでしまっていました。本当に、カウンセリングの種を蒔くが如く、何日か日か大輪の花が咲くことを目指して29年間やってきました。
スタートは2階建てのスナックビルの2階でのスタートです。細い路地を入り、教室の横は電車の高架、高架下は飲み屋街。よくまぁ、こんな辺鄙なところにみんなが来てくれたと思います。不安を抱えながら、何とか自分を立て直したいと思いで、ときには家族にも内緒で必死なってこられました。それほど必要とされているんですが、この世界っていうのはマイナーなんです。
偏見の目
今はだいぶ、認知されるようになりましたが、まだまだです。今は、教室を難波に移していますので立地的には安心してもらえるのですが、まだまだ偏見の目で見られています。
悩む奴は、心弱い奴なんだ。根性がないんだ。負け犬なんだ。俺なんかには必要がない。心の世界なんて弱い奴だけが、負け犬だけが行けばいいんだ」と言う方もいっぱいおられます。精神病、表現は間違っていますが、気狂い、怖い、うつ病は自殺する、気持ち悪いなどと、偏見を持ってる方も多くおられます。いまだに!
確かに、重症の方は病院に行き、正しい診断をもらい、治療してもらうのが大切です。でも、日常生活の中でどうも生きづらい。対人関係がうまくいかない。思うように、人生が生きられない。いつも相手のことが気になり、自分の意見が言えない。顔色ばっかり見てしまう。自分の気持ちが表現できない。言うことが怖い。嫌われるのが怖い・・・色事で事で苦しんでいる方が多くおられます。
でも、そんな人たちが病院に行って薬をもらう必要はあるのでしょうか?それよりも「分かって貰える」「話を聞いてもらえる」「安心できる」「受け止めてもらえる」「ここへ来れば、ホッとできる」「素の自分でいられる」「心の鎧を脱ぐことができる」そんな安心できる心の居場所。が求められています。その心の居場所が「TKN心理サロン」が目指している場所です。
心の居場所
海外ではこの世界は当たり前の世界なんです。「人間は悩むんだ。その悩みをクリアすることによって成長するんだ」「悩みな奴は、成長がないと」と言われます。日常生活に普通に溶け込んでいます。仕事帰りに「今からカウンセリング行ってくるよ」と、ごく普通に言われます。ステイタスのお持ちの方々も悩まれます。その時、専属契約してるカウンセラーと元に行き、悩みをクリアして、また強く頑張っていくのです。「専属契約してるカウンセラーを持ってないやつは二流三流以下だ」はっきり言われます。それをほどに日常生活の中に浸透しているんです。
この世に悩まない人間はいません。生きている限り悩みは生まれます。でも、そんな意味を抱えたままでは苦しいので、カウンセラーに相談して、また強く生きていくんです。みんなが気楽に来れるそんな心の居場所を目指して29年間やってきました。みんなが心のドアをノックできるそんな居場所をこれからも作り続けます。