News/Blog
News/Blog News/Blog

迷い

花


決断できない自分を責めないで ― 迷いの心理を理解する

「決められない自分が嫌になる」
「いつも選択を間違えている気がする」
「決断すると不安になる」

このような気持ちを抱えている方はとても多くいます。大きな人生の選択だけでなく、仕事の判断、人間関係、日常の小さな決断まで、私たちは常に「選ぶ」という行為を求められています。しかし決断が苦しいと感じるのは、意志が弱いからでも性格の問題でもありません。そこにはきちんとした心理的な理由があります。

決断に迷う人ほど、実は真剣に生きています。失敗したくない、誰かを傷つけたくない、正しい選択をしたい。その誠実さこそが迷いを生むのです。

このブログでは、決断の迷いが生まれる心理を理解し、心を楽にしながら選択できるようになるヒントをお伝えします。


決断に迷う人の心理的な特徴

決断に迷う背景には、いくつか共通した心理があります。

1 失敗への強い不安
過去に強く責められた経験や失敗体験があると、「間違えたらどうしよう」という恐れが強くなります。決断は未来への責任を伴うため、不安が大きいほど動けなくなります。

2 完璧を求める気持ち
最善の選択をしなければならないという思いが強いほど、選択肢を比較し続けてしまいます。完璧な答えを探すほど決断は遠のきます。

3 他人の評価への敏感さ
「どう思われるか」が気になる人ほど、自分の気持ちより周囲の反応を優先し、選択が難しくなります。

4 自分への信頼感の低さ
自分の判断は間違っているかもしれないという思いがあると、どんな選択にも確信が持てません。

これらは弱さではなく、これまでの人生を真剣に生きてきた証でもあります。まずは自分を責めないことが大切です。


なぜ迷い続けるほど苦しくなるのか

決断を先延ばしにすると、一時的には安心します。しかし長期的には心の負担が増えていきます。

人の脳は「未完了の状態」をストレスとして感じます。選択を保留し続けると、心のエネルギーが消耗し、不安や自己否定が強くなります。

さらに迷い続けることで

1 自分は決められない人間だという思い込みが強まる
2 自己肯定感が下がる
3 行動への意欲が低下する

という悪循環が起こります。

決断とは正解を選ぶことではなく、人生を前に進める行為です。間違わないことよりも、止まり続けないことのほうが心の健康には大切なのです。


決断の迷いを減らすための心の整え方

決断が苦しいときは、考え方を少し変えるだけで楽になります。

1 「正解はない」と知る
多くの選択には絶対的な正解はありません。選んだ後にどう行動するかが結果を変えます。

2 小さな決断を増やす
日常の小さな選択を自分で決める習慣は、判断への自信を育てます。

3 自分の気持ちを言葉にする
「本当はどうしたいのか」を紙に書くことで、頭の中の混乱が整理されます。

4 不安があっても進めると理解する
不安がゼロになることはありません。不安があるまま進んでよいのです。

5 失敗を経験として扱う
失敗は人格の否定ではなく学習です。この視点があるだけで選択は軽くなります。

決断力とは生まれつきの能力ではなく、心の姿勢によって育つものです。


自分らしい決断を取り戻すために

本来、決断とは自分の人生を自分で選ぶ行為です。しかし迷いが強い人ほど、自分の気持ちよりも「正しさ」や「他人の期待」に支配されています。

大切なのは「どうするべきか」ではなく「自分はどう生きたいか」という視点です。自分の感覚を大切にするほど、選択は少しずつ自然になります。

もし決断に強い恐怖や不安がある場合、それは過去の経験や心の傷と関係していることもあります。カウンセリングでは、その背景を丁寧に整理し、自分らしい選択ができるよう支援します。

迷いは人生に真剣に向き合っている証です。だからこそ、決断できない自分を否定する必要はありません。迷いながらでも前に進もうとする姿勢そのものが、あなたの人生を支えています。

決断とは勇気の証明ではなく、自分を信じる小さな練習です。今日の小さな選択から、自分の人生を取り戻していきましょう。

TKN心理サロンでは、心理学を通じて心を整えて生きるヒントをお伝えしています。
カウンセラー養成講座の体験講座を開催中です。
一度、心理学に触れてみませんか?

プロフェッショナル心理カウンセラー
金崎健二

↑

オンライン体験講座体験講座
オンライン講座
資料請求