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神経症④:優先順位

今話題の「夢をかなえるゾウ」の本の中に、こんな内容が載っています。

 

「自分にとって大切な顧客を蔑にして、

手間の掛かるウルサイ顧客に、一所懸命しなっていないか?」というのがありました。

 

ドキッとしました。

私も昔営業をしている時の事を、思い出しました。

 

結構、あの本はカウンセリング的にみると、結構面白い内容です。

この事を、対人関係に置き換えてください。

いつもウルサイ人、怖い人、苦手な人に気を使っていませんか?

文句を言われたくない、

嫌われたくない、

機嫌良く相手をして欲しい、

という思いで一生懸命になっています。

 

そしてその分、大切な人を蔑にしています。

あの人は、優しい人だから少しぐらい後回しにしても、

ほっといても怒らない、

何も言わないと思っていませんか?

甘えていませんか!

 

その人は、あなたを大目に見ているのではありません。

「仏の顔も二度三度」です。

こんなことが続けば、

どんなに優しい人でも、

心広い人でも決して許してくれません。

許してくれているのではなく、

諦められているのです。

信用を失くして居るのです。

 

会社関係、友人関係、恋人に知らない間に、嫌われてしまった経験はありませんか?

神経症になる人のタイプに「拘ることができない人」が居ます。

今、大切な事に拘ることが出来ずに、

どうでもよいこと、

後回しにしていい事に、

拘ってしまうのです。

そして悩みます。
 
苦手な人に気を使い、

今、大切にしなければならない人を、

ほったらかしにしていませんか?

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