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霞の中:踏み出す勇気

先日の講座の中で、

「どうしても、自分の壁を超えるのが怖い!」というテーマが出ました。

難しい答えです。

 

もう目の前まで答えが出ているのに、

答えを出そうと中々しません。


壁の打ち破り方を教えてほしい!


壁を打ち破ったらどうなるのか?


その先に、何があるのか教えてほしい!


それが解からないから、怖くてできない!


マニュアルを欲しい!


と叫びます!

 


この怖さはよく解ります。

何か得体の解らない物に対する恐怖です。


でもこの恐怖は、以前にも書きましたが

「実体がないのです。

自分の中で作り出している恐怖です。

変わる事を許さないテーマが作り出したものです。」


まさしく、「靄の中でもがき苦しんでいる」状態です。

 


一寸先が靄に隠れて何も見えず、

ただ何か先にあると思い込み、

恐怖に慄いて尻凄みにになっているだけです。

勝手にビビッているだけです。


霞の先は何もありません。


ただ、青空の空間が広がっている状態です。

 


私自身も、特別変わりません!

目の前には自由があり、自分らしさがあります。


何か特別に変わる事はありません。

そのまんまの自分を受け入れ、

自分に対し素直になり

「あるがままの私」になっているだけです。

 


間もなく大晦日になります。

新年を迎えるのに慌ただしく、

掃除をしたり、

準備をしたり、

大騒ぎです。


でも、

大晦日から新年を迎えるのは、

ほんの一瞬時間が移動するだけです。


毎日、日付が変わるのと何の変わりもありません!


たとえ、何もしなくても、新年は来ます。


そして、何も変わらず一年が始まります。

 


これと同じことが言えます。

壁を打ち破る事は!


少し勇気をもって、

靄の中に一歩踏み出しませんか!

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