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所長のカウンセリングアドバイス:ゲシュタルト療法・現実に気付く

クライエントは「悩みの迷路」をさ迷っています。

悩みが悪循環となり、

現実が見えなくなっていることがよくあります。

時には、苦しみから逃れるために「保身」として

現実を見なくなっていることもあります。

例えば、

浮気をして「家庭崩壊」寸前まで来ているクライエントは

何故、自分は浮気をしたかとの言い訳を言います。

奥さんが自分の事を顧みてくれないからだ、

俺からは手を出していない

相手の女性が、誘ってきたからだ、

等と、色々言い訳をします。

時には、俺はもてるとの自慢話になったり、

でも現実は

浮気をしたのは本人です。

それ故に、家族の中にも居場所がなくなり

家庭崩壊が起きたのです。

先ずは、この現実を知ってもらわなければなりません。

仕事でトラブルが起き、悩み苦しんでいることがあります。

クライエントは一生懸命、改善しようと頑張っています。

頑張れば頑張るほど、泥沼にはまり抜け出せなくなり

総てが空回りをしてしまいます。

「うつ病」手前まで、苦しんでいます。

エリートで進んできた人や新入社員や

ステップアップの時や、昇進時に起きやすいです。

出来る自分が居ると思い込んでいます。

実際、まだ実力が身についていないことが有ります。

周りの評価を気にして

出来ない自分を認めることが出来なく苦しんでいるクライエントです。

先ずは、現実の自分に気付いてもらわなければなりません。

他者評価で自分を創ってきた人たちには

本当の自分に気付いてもらわなければなりません。

悩みの迷路から脱出するためにも

カウンセラーがクライエントの悩みを聴き

悩みを整理し要約をして

現実を把握してもらうことが必要です。

 

 

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