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心理カウンセラー資格・悩みの謎解き:ダブルバインド

カウンセラー育成スクール 大阪・難波 TKN心理サロン ダブルバインド

心理学用語で「ダブルバインド」があります。別名:二重メッセージと言います。コミュニケーションの中で二重にメッセージが発せられます。本音と建て前。表の声と裏の声。今、喋っている言葉と心の叫びが同時に出てきます。本心は裏の声に隠されています。表の声に従えば「気の付かんやつだなぁ!」と言われ、気持ちを汲んで裏の声に従えば「気の使いすぎだ!」と言われます。どっちが本当なのだと、メッセージを受けた方は困惑し苦しみます。やがて、ダブルバインドを発した者に支配されます。支配された方は「神経症」になり、相手の顔色ばかりを伺います。

私は、小さい頃から「相手の顔色」を見る癖が、しっかり付いています。常に「いい子」で居なければ成らなかったからです。絶対に悪い子ではいけないのです。家の中でも、学校でも、近所でも、どこでも!特に母親に対しては、「大好きな母親には嫌われないように!」がありました。母親は、昔から身体が弱く常に構われる存在でした。母親の機嫌を損なう事は悪い事でした。身体が弱いせいもあって、ヒステリックを起こせば寝込んでしまう癖がありました。神経症です。母親が寝込んでしまうという事は、子供の私にとってはとても淋しいことです。構ってもらえません。そのお陰で、母親が嫌な気分になりヒステリックを起こし、寝込まないように母親の「顔色」見る癖がつきました。

お陰で「相手の顔色を見て、相手が機嫌よくなるようにする。」とてもうまくなりました。自然に反応するようになっていました。そうすることが自分の安定になるからです。「自分さえ我慢すれば、相手は優しい。それが幸せだ!」と思い込んでいました。それが生きていく術だったのです。この癖から解放されるために、苦労をしました。しかしながら、今は「人の顔色を見る」力が、カウンセリングに役立っています。カウンセリングの中でクライエントが気付くように「キーワード」を投げかけます。その時にクライエントが無意識に反応する表情の反応を察知し、読み解くことが出来るようになりました。クライエントは無意識の中で信号を出してくれます。皮肉にも子供の頃に身につけた、「顔色を見る」癖が役に立っています。

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