大阪のカウンセラーの学校:視点を変えると世界が変わる
視点を変えれば、世界は再構築できる、大阪のカウンセラーの学校
TKN心理サロン
――桃太郎に殺された父を持つ、小鬼の涙から学ぶ「心の自由」への招待状
第一章:私たちが信じてきた「正義」の裏側にあるもの
皆さんは、幼い頃に読み聞かせてもらった「桃太郎」の結末を、どんな風に覚えていますか? 桃から生まれた元気な少年が、おじいさん・おばあさんから授かった「日本一のきびだんご」を携え、犬、猿、キジという仲間を連れて鬼ヶ島へ行く。そこで悪い鬼たちを勇ましく退治し、奪われた宝物を取り戻して村へ帰る。村の人々は喜び、桃太郎たちは末永く幸せに暮らしました――。
「めでたし、めでたし」。 この言葉で締めくくられる物語を、私たちは疑うことなく「正しいもの」として受け入れてきました。桃太郎は正義のヒーローであり、鬼は倒されるべき悪者。それがこの世界のルールであると、無意識のうちに教え込まれてきたのです。
しかし、数年前に発表されたある一枚の広告が、日本中の大人たちの心を大きく揺さぶりました。そこには、私たちが知るあの物語の「もう一つの側面」が、あまりにも切なく描かれていたのです。
画面の隅で、真っ赤な顔をした小さな子供の鬼が、膝を抱えてわんわんと泣いています。その子のすぐ隣には、もう動かなくなったお父さんの姿がありました。そして、その絵の下には、私たちの価値観を根底から覆すような、一文が添えられていたのです。
「ボクのおとうさんは、桃太郎というやつに殺されました。」
この言葉に出会った瞬間、それまで眩しいほど輝いていた桃太郎の「正義」が、全く別の色に見えてきませんか? 村の人や、桃太郎を待つ家族にとっては、彼は紛れもないヒーローです。しかし、この小さな鬼の子にとっては、大好きなパパを奪い、家を壊し、平和を奪い去った「恐ろしい悪魔」に他なりません。
一つの事実は、見る角度が変わるだけで、これほどまでに残酷に、そして劇的に形を変えてしまうのです。
第二章:私たちは「誰の目」で自分を測っているのか
私たちは日常生活の中でも、この桃太郎の物語と同じようなことを繰り返しています。 特に、人の評判や口コミ、SNSでの反応……。そうした「誰かの視点」で語られた言葉を、私たちはいつの間にか「この世の唯一の真実」だと信じ込んでしまうことが多々あります。
「あの人は性格が悪いらしいよ」 「あの店は全然おいしくないって評判だよ」
そう聞くと、一度も会ったことがない相手なのに「怖い人なんだな」と思い込んだり、行ったことがないお店を「ダメな場所だ」と決めつけたりしてしまいます。他人の眼鏡を通して世界を見て、自分の判断を放棄してしまっている状態です。
そして、最も恐ろしいのは、その「他人の眼鏡」を自分自身に向けてしまうことです。
「上司に仕事が遅いと叱られた。私は社会人として無能な人間なんだ」 「誰からも必要とされていないんだ」 「私には価値がないんだ」
そう思い込んで、自分自身に「悪い鬼」というレッテルを貼り、心の牢獄に閉じ込めてしまう人が、現代社会にはあまりにも多くいらっしゃいます。 しかし、よく考えてみてください。その上司の評価は、桃太郎側から見た視点に過ぎません。別の人から見れば、あなたは「とても慎重で、一つのミスも逃さない信頼できる人」かもしれません。
誰かが決めた「あなたの物語」を、そのままあなたの「絶対的な正解」にする必要はないのです。評価というのは、関わる人、場所、状況によって、手のひらを返すように変わる、とてもあやふやなものなのですから。
第三章:心を縛り付ける「固定観念」という透明な怪物
なぜ、私たちはこれほどまでに、たった一つの視点に固執し、自分を苦しめてしまうのでしょうか。その正体は、心の中に住み着いた「固定観念」という名の、目に見えない怪物です。
子供の頃、私たちはもっと自由な視点を持っていました。道端に落ちている石ころに宇宙を感じていたはずです。しかし、大人になるにつれて、私たちは社会の中で生き抜くために「こうあるべきだ」「これが普通だ」「失敗は恥だ」というルールを心に植え付けていきます。
この固定観念は、一度根付くと、私たちの視線をガチガチに固めてしまいます。 例えば、「お父さんは強く、一家を支える大黒柱でなければならない」という強い固定観念を持っている男性がいたとします。もし彼が仕事で挫折し、弱音を吐きたくなったとき、彼は自分を「ダメな父親だ」と激しく責めるでしょう。
でも、ここで視点を変えてみたらどうでしょうか。 「弱音を吐けるということは、家族をそれだけ信頼し、心を開いている証拠ではないか?」 「挫折を経験したことで、他人の痛みがわかる、より優しい父親になれるのではないか?」
このように、たった数センチ視線をずらすだけで、絶望は希望に、自己否定は自己理解へと姿を変えます。 自分を苦しめているのは、実は起きた出来事そのものではなく、あなたが無意識にかけている「固定観念という名の曇った眼鏡」なのです。
第四章:カウンセリングの扉――「心の球根」に光を当てる
TKN心理サロンのカウンセリングルーム。そこは、あなたが何十年もかけて自分を縛り付けてきた眼鏡を、一度そっとテーブルに置くための場所です。
カウンセラーは、あなたの目の前に座るとき、何も持たず、何も決めつけません。 「それはあなたが間違っている」とも、「こうするのが正しい生き方だ」とも言いません。ただ、あなたの心の中に吹き荒れている嵐や、枯れ果ててしまった心を、真っ白なキャンバスのような気持ちで受け止めます。
カウンセリングにおいて最も大切なことは、偏見を捨てて、あらゆる角度からクライアントの叫びを聴くことです。私たちは、あなたの語る言葉の一つひとつを、丁寧に、いろんな方向から眺めていきます。
一見、自分を傷つけるだけの「悩み」や「苦しみ」という枯れた花の下には、必ず**「本当の問題点=悩みの球根」**が隠されているからです。
「あぁ、私は自分が嫌いだったわけじゃなくて、自分を大切に守りたかっただけなんだ」 そう気づけたとき、それまでの自己嫌悪は、自分を守ろうとしてくれていた「内なる守護者」への感謝へと変わります。球根に光が当たれば、そこから新しい芽が吹き出し、あなたらしい花が咲き始めるのです。
第五章:学びを通じて「視点の地図」を広げる
視点を変えることは、頭でわかっていても一人では難しいものです。長年使い続けた心の癖は、筋トレのように「練習」が必要だからです。
そこでTKN心理サロンでは、カウンセリングだけでなく、「視点を変える知恵」を体系的に学ぶための各種講座を開講しています。
「なぜ私はいつも同じパターンで悩むのか?」 「どうすれば他人の評価から自由になれるのか?」
こうした問いに対し、心理学の理論と実践的なワークを通じて、自分自身を多角的に見るトレーニングを行っています。
【TKN心理サロン・人気講座のご紹介】
1、心理カウンセラー養成講座(基礎・実践) 「人の話を聴く」ことの本質を学びます。偏見を捨てて真っ白な心で相手に向き合う技術は、人間関係を劇的に変える一生ものの武器になります。
2、セルフケア・メンタル講座 自分自身にかけている「呪いの言葉(固定観念)」を見つけ出し、それを「自分を助ける言葉」に書き換えるワークを行います。
3、アクティブ・リスニング(傾聴)ワークショップ 「相手の視点に立つ」とはどういうことか。ロールプレイを通じて、小鬼の涙に気づけるほどの深い共感力を養います。
講座に参加される皆さんは、20代から70代まで幅広く、「自分を変えたい」という方から「人の役に立ちたい」という方まで様々です。大阪・難波の落ち着いた空間で、新しい「世界の地図」を一緒に広げてみませんか?
第六章:しあわせは、あなたの「解釈」という手の中に
「しあわせ」とは、どこか遠い国から届く宝箱ではありません。 しあわせとは、あなたの目の前にある出来事を「どう読み解くか」という、あなたの心の中にだけ存在する「解釈」そのものなのです。
桃太郎が鬼を退治して、村人が喜んだ。それは確かに、一つの幸せです。 でも、もし桃太郎が鬼ヶ島に着いたとき、刀を抜く前に「どうしてそんなに泣いているの?」と小鬼に問いかけていたら……。 もし鬼が「島に食べるものがなくて、お腹が空いて仕方がなかったんだ」と答え、桃太郎がキビ団子を分け合っていたら……。
そこには、戦いや奪い合いでは決して得られない、もっと大きな、もっと深い「めでたし、めでたし」があったはずです。
私たちは、自分の人生という壮大な物語の「主役」であり、同時に「作者」でもあります。 絶望だと思っていたページを「覚醒の瞬間」として書き直す。 裏切りだと思っていた出来事を「自立のための通過点」として描き直す。 そのペンを動かすのは、他の誰でもない、あなた自身の手です。
ちょっとだけ、視線をずらして生きてみませんか?
TKN心理サロンは、あなたが新しい視点を見つけ、自分だけの物語を新しく描き始めるための「心の伴走者」です。
あなたが迷い、暗闇の中で出口が見えなくなったとき、私たちはあなたの隣に座り、「あっちの方向から見てみると、何が見えるかな?」と一緒に考えます。 カウンセリングで心を整え、講座で一生使える「視点の転換術」を学ぶ。この両輪が、あなたの人生をより豊かに、より自由なものに変えていくはずです。
「しあわせ」について考えるとき、 ちょっと視点をずらして、 自分以外の立場から見てみることも必要なのかもしれません。
その一歩が、あなたの世界を、昨日よりもずっと優しく、温かい場所に変えていく。 小鬼の涙に気づいたあなたの心は、もう、以前のあなたとは違う、豊かな輝きを放ち始めているのですから。
TKN心理サロンでは、カウンセラー養成講座を通じて心理学の基本、理論、実践を伝えるだけでなく、カウンセラーとしての姿勢、資格そして、自分を見つめるといった講座を行っています。
自分を知るからこそ、自分を変えることができる。
相手を変えることなんて、できませんから。
そんな自分軸を作る講座です。
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プロフェッショナル心理カウンセラー
金崎健二

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