6年前のエサレン研修に出発する一週間前に「24時間TV」ありました。
アメリカの同時テロの翌年だったので、
戦争被害に苦しんでいる被災者達に、
愛の手を注ごうと言う主旨だった事も有り、
戦争の悲惨さを番組で訴えていました。
子供達を一緒にTVを観ていたら急に、
上の娘が泣き出しました。
「エサレン行かんといて。
行ったらアカン!行ったら、
とうとは死ぬ!」
「飛行機が落ちる!」泣き叫びました。
下の娘もつられて、大泣きをしていました。
この年初めて、TKN心理サロンとして単独でエサレンに行く時でしたから、
私も少し不安になりましたし、
子供達をどのように落ち着かせたら良いのか、悩みました。
また、TVの子供達に与える影響の大きさに驚かされた物でした。
あれから6年経った今、
急に「24時間TVが観たい。一晩中起きて観ていたい!」と言い出しました。
(そのとき以降あまり観ていません。
今年のメインパーソナリティーが「嵐」だったからです。
どうもドラマ「花男」の影響のようです)
私達が寝ても、二人で起きて見ていました。
夜中、1時半頃までキャァー!キャァー!言いながら!
番組に感動する事も無く、
何か感じ取るも無く、
涙することなく(親が泣いていました。)
こんな感性で大丈夫なのか、
思いやりに欠けているのではないか!複雑な思いでした。
しかし、子供達のキャァー!キャァー!言っている姿を見ていると、
本当は「無かった命」だったんだなぁと思いました。
私が「男性不妊」で、子供が授かる可能性は0%に近い状態でしから。
カウンセリングの世界に関わり、
人生を180°変換させる事が出来たお蔭で「奇跡の子」が授かりました。
夫婦でエサレンに行ってから、大きく人生が変わりました。
以前も書きましたが、
夫婦でエサレンに行ったカップルはみんな授かっています。偶然だとは思いますが!
当然、一人っ子だと思っていたら、
二人目も授かり奇跡が続きました。
本当は無かった命。
今ここに、元気に姉妹仲良く騒いでる姿を見ていると、何も言えませんでした。
女房と二人「良かったな!」涙ぐんでいました。
今は、感度も無ければ、思いやりにも欠ける。
でも元気に今、生きている。
それだけで充分に幸せだ!
「ありがと!私達の子供として産まれて来てくれたことを!」
「お前達を、苦しめる、悲します事からは絶対に守るから!」