錯覚の化学:脳の錯覚①

cocorotkn 2011年12月8日 by cocorotkn

「錯覚の化学」

クリストファー・チャブリス+ダニエル・シモンズ著の本を読みました。

 

上級講座の中に「大脳生理学」があり、

脳に関する本を読む事が在ります。

 

この本も話題になっている本です。

 

「あなたが脳は大ウソをつく」と言う副タイトルに興味を持ちました。
 

脳が如何に錯覚の中で、

物事を理解しているかと言う事に大変興味を持ちました。
 

 

読んでみて特に二つの事に興味を持ちました。
 

 

その中の一つが「注意の錯覚」です。

 

実際に見えていたのに「見落としてしまった」この錯覚です。

 

一つの実験が在りました。
 

 

バスケットボールの試合中のビデオを見て、

ひとチームのパスの数を数えると言う実験でした。

被験者は一生懸命にカウントをしました。

だいたいみんなのカウント数に誤差はあまり有りませんでした。

 

しかし、このバスケットボールの試合の中に、

「ゴリラの着ぐるみを着た女子大生」が、

プレイヤーの間をすり抜け、

ビデオカメラに向かって胸を叩き、

立ち去りました。

その間約9秒間。

しかしながら、そのゴリラに気づいた人は被験者の半数は気付かなかったようです。

 

 

ゴリラビデオ

 

 

皆さんもこのビデオを観て、実験をして見てください。

 

しっかりと、視野に入っているはずです!

でも、見えていないのです。

 

人間は、一つの事に意識を集中していると、

もう一つの事には気付きにくい!

こんな癖を持っているようです。

面白い実験です。

視覚としてはしっかり捉えている筈です。

しかし脳が判断しない限り、

記憶に残らない様です。

 

車の運転して右折する時に、

対抗車線を走っている車には注意を払っていますが、

横を走行しているバイクには気付いていず、

事故が起きる事が在ります。

 

これは、注意の対象が車で有りバイクでは無いからです。

視界には両方とも入っている筈です。

なのに事故が起きるのは、

車による衝突事故が起きた時、大変な事になるのは車が中心に成ります。

その結果、

バイクや歩行者は注意から外れているので、

その場には「存在せず」に成ります。

結果、バイクが歩行者が突然飛び出してきた事になります。

 

皆さんも経験ありませんか?

皆さんも、一つの事に集中していると、

周りの事が見えなくなり、

聴こえなくなる経験は有りませんか?

 

脳が思い込んでしまうと、

切り替えがナカナカ出来ないと言う、

面白い現象です。
 

 

悩みにも言えます。

悩みに捉われてしまうと、

周りが見えなくなり、

聴こえなくなり、

悩みに捉われ切り替えが出来なくなっています。

 

目の前に「答え」が在り、

幸せになるチャンスが在っても、

気付けないのも同じ事が言えるのではないでしょうか?
 

 

注意しているの物に捉われ、

周りが見えなくなる!
 

 

「注意の錯覚」怖いものです。

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